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韓-仏、外圭章閣図書‘5年ごとに貸与更新’合意

https://www.hani.co.kr/arti/politics/diplomacy/448474.html

原文入力:2010-11-12午後10:30:28(715字)

イ・ヨンイン記者、ノ・ヒョンソク記者

李明博大統領とニコラ・サルコジ フランス大統領は12日、フランスが保管中の外圭章閣図書297冊に対し5年ごとに貸与を更新する方式で事実上 韓国に戻すことに合意した。これに伴い、フランスが1866年丙寅洋擾の時に略奪して行った外圭章閣図書の全部が144年ぶりに韓国に戻ることになった。

サルコジ大統領はこの日、両国首脳会談で「韓国とフランス両国間に残っていた難しい問題を解決しようと思う。外圭章閣文書は国内法手続きにより5年ごとに更新貸与方式で戻す」と話したとホン・サンピョ大統領府広報首席が伝えた。これに対してイ大統領は「両国間の難しい問題が解けることになったことに対して幸いと考える」として「実質的な返還として受け入れる」と明らかにした。

しかし合意文には韓国政府が明文化を推進した‘永久貸与’や‘貸与の終了のためには両国の合意がなければならない’という文句は入っていないと伝えられた。これに対しキム・ムンシク檀国大史学科教授は「今後、他の文化財返還交渉に良くない先例となる」と指摘した。反面、シン・ビョンジュ建国大史学科教授は「5年ごとに貸与契約を更新する方式は、以前の等価交換、対等交換などの交渉条件よりははるかに進んだもので受け入れるに値する」という見解を明らかにした。

イ・ヨンイン、ノ・ヒョンソク記者 yyi@hani.co.kr

原文: 訳J.S