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国内外 市民団体 1万人 ソウル駅前‘G20 応戦集会’

原文入力:2010-11-12午前08:29:48(1553字)
"金融資本 統制・FTA 反対" 叫び街頭行進
警察 4千人余りと大きな衝突なしに平和的に終了

ホン・ソクチェ記者、チョン・チョンフィ記者、キム・ミョンジン記者

←国内市民社会団体会員たちと外国活動家たちが11日夕方、ソウル、中区、蓬莱洞のソウル駅広場で‘経済危機 責任転嫁 G20 糾弾! 国際民衆共同行動の日’行事を終えた後、強い風雨中で南営駅まで街頭行進をしている。カン・ジェフン先任記者 khan@hani.co.kr

主要20ヶ国(G20)首脳会議に対応し84ヶの国内市民・社会団体と国外活動家らが手を握った‘人が優先だ! G20対応 民衆行動’(民衆行動)所属会員1万人余り(警察推算 3500人)は11日午後2時からソウル駅前広場に集まり‘経済危機 責任転嫁 G20糾弾! 国際民衆共同行動の日’集会を開いた。これらはG20首脳会議で世界経済危機の根本原因である金融資本を統制する方案用意などを要求した。

イ・テホ参与連帯事務局長はこの席で「金融取り引き税を導入し、金融資本を統制しなければならない」として「破産した新自由主義の金融自由化モデルに基づいた韓-米、韓-ヨーロッパ連合(EU)自由貿易協定(FTA)に反対する」と主張した。チョン・ジヨン社会進歩連帯事務局長も「労働基本権を保障し、労働者の立場で持続可能な‘良い働き口’を拡大しなければならない」として「食糧主権を破壊する世界貿易機構(WTO)に反対する」と話した。これらは集会が終わった後、午後4時30分頃からソウル駅から龍山区、南営駅まで1.5kmほど街頭行進を行った。

警察はこの集会以後の突発状況などに備え4000人余り(46個中隊)の警察力を動員した。警察はこの日夕方、G20首脳たちの晩餐が進行された龍山区、国立中央博物館方向道路に車壁を設置するなど奇襲デモに備えたが、集会は警察と特別な衝突なしに夕方6時30分頃 平和的に終わった。

一方、この日 韓国政府の労組弾圧中断と国際労働基準の遵守を促す要求も相次いだ。エムベッ ユソン国際建設木工労連(BWI)事務総長とロランド シュナイダー経済協力開発機構(OECD)労組諮問委員会選任政策諮問委員など国際労働界の代表者らはこの日午後、ソウル、貞洞のフランチスコ会館で記者会見を行い「韓国政府と使用者らが権利保障を主張する労働者を投獄し、間接雇用労働者と公共部門労働者の団結権と団体交渉権を剥奪している」とし「(韓国は)先進国の中で最悪の労働弾圧国の一つ」と非難した。ユソン事務総長は「韓国政府が労働者の権利を尊重して労組をパートナーとして認定しなければ国際社会で指導者と認められることはできない」と強調した。

一方、アジア人権委員会(AHRC)はこの日 報道資料を出し、韓国政府がG20首脳会議期間に開く‘G20ソウル国際民衆会議’のために入国しようとしていたアジア市民団体活動家らを空港で送りかえしたり、ビザ発給を拒否したことに対し強く批判した。これらは「韓国政府が入国不許可やビザ発給拒否をした合理的な理由を示さなければならない」とし「G20首脳会議がヨーロッパや北米でなくアジア国家で初めて開かれることなのに、アジア市民社会の指導者たちはいつにも増して激しい差別と排除にあっている」と指摘した。

ホン・ソクチェ、チョン・チョンフィ、キル・ユンヒョン記者 forchis@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/448256.html 訳J.S