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地主の同意なしで…‘強引無法’4大河川工事

原文入力:2010-11-05午前10:03:59(1071字)
大成里 私有地 5千㎡ 体育公園作ろうと き損
樹木 100余株など焦土化…施工者、復旧 拒否

パク・ギョンマン記者

政府の4大河川事業の中で北漢江沿いに体育公園などを作る施工業者が、土地所有者の同意も得ずに私有地 5000㎡ほどを重機で無断に傷つけ問題を起こしている。
4日、施工業者と土地所有者などの話を総合すれば、漢江9工区の京畿道、加平郡、清平面、大成里区間工事業者のチョンウォン土建が先月7~8日、ブルドーザー・フォーククレーンなどでチョ・某(90)氏所有の林野 5000㎡(1500坪)に対し体育公園造成のための整地作業を行った。

チョ氏の息子(50)は「4大河川施工業者が他人の土地に無断で侵入しヤナギなど樹木100余株などを重機で踏みつぶした」とし 「老いた両親がこちらで余生を過ごすことを願っていたが水の泡になった」と話した。彼は「工事当時、村の住民が‘私有地なのに好き放題に工事してもかまわないのか’と指摘したにも関わらず工事を強行した」とし 「臨時道路を敷設し工事車両がいつでも出入りし土砂までむやみに積み上げた」と怒りを表した。

この土地はチョ氏が1989年に買い入れた2万2000余㎡中の1筆で、韓国土地住宅公社(LH)は一歩遅れて先月13日、中央土地収用委員会に土地収用裁決申請を出した。チョ氏の北漢江側の別の1筆は4大河川事業区間に含まれ去る4月に収用された。

この区間の施工業者である大林建設のイム・ホビン現場所長は「協力業者(チョンウォン土建)がすでに収用された土地と勘違いし工事をした」とし「3ヶ月後に行政手続きを終えれば収用される土地であるので、その時まで毀損された土地に対する使用料を払う方法でチョ氏側と協議している」と話した。だが、チョ氏側は「原状復旧を要求したが施工業者側は拒否した」とし 「補償金を多く受けられるよう斡旋すると提案し、私有地無断き損事実を問題視することを揉み消そうとした」と話した。

国土海洋部ソウル地方国土管理庁は、事業費781億ウォンを投じ京畿加平郡、チャラ島~南揚州市、鳥安面の北漢江沿い47.5km区間に体育公園・自転車道路を作っており、現在の工程率は21%だ。

加平/文・写真 パク・ギョンマン記者 mania@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/area/447155.html 訳J.S