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半日生活圏? 列車待って半日‘ソウル~釜山 2時間18分’1日2回のみ運行

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/446761.html

原文入力:2010-11-02午後08:10:06(1189字)
料金大幅引き上げ・到着遅延など利用客ら不満

パク・ヨンニュル記者、キム・グァンス記者

 "ソウル~釜山間 2時間18分というKTXはおとり商品ではないですか?"
2日、釜山行高速鉄道(KTX)時刻表を調べてみたキム・某(29・ソウル市、冠岳区)氏は怒りを爆発させた。

KTX2段階が開通し、ソウル~釜山間の所用時間が2時間18分に短縮されたという報道が大々的に出てきたが、実際に2時間18分台は1日に2便しかなかった。キム氏は「既存車両もソウル~釜山が2時間40分台があったが、それを大部分2時間30~35分台に5~10分減らしておいて料金は4000ウォンも上げて受け取っている」と不満をぶちまけた。イ・某(29)氏は「釜山に行く時、釜山駅のすぐ手前の亀浦駅で降りるが、ここはKTX1段階の旧路線なので料金はそのままだが列車運行台数がが減り以前より乗車が難しくなり時間まで遅くなった」と話した。

国土海洋部と鉄道施設公団は去る1日、KTX2段階開通を控え‘ソウル~釜山間2時間18分走破’を強調したが、大部分の2段階運行列車が2時間30分台を越えており、乗客の不満が大きくなっている。ソウル発釜山行KTXは平日51編成(新路線38編成),週末62編成(新路線45編成)だが、この内 2時間18分台は午前9時30分と午後8時30分の2編成だけだ。それでも残りの編成の料金は週末5万5千ウォン、平日5万1800ウォンに3900~4300ウォン引き上げられた。

KORAIL側は新しく開通した蔚山の場合、恩恵が大きいと明らかにしたが、1日見て回った蔚山駅も改善しなければならない点が多かった。2階乗客控室には6個の椅子の内、1個が床にまともに付かず座る度にガタガタ音を立て、設置されたテレビも映らなかった。遅延到着も多かった。予定時刻より3~5分程度遅れるのは普通だった。

これに対してホ・ジュンヨンKORAIL社長は2日、記者懇談会で「12月中にソウル~釜山間無停車KTXを1日1編成作る」として「この編成が開通すれば2時間8~9分台でソウル~釜山区間を走破することができる」と明らかにした。シム・ヒョクユン KORAIL副社長も「新しい路線の開通でソウル~釜山間の運行時間は平均21~27分減った」とし「停車駅を減らせば地域民の不便があり、新しい路線を利用する以上は料金引上げは避けられない」と話した。

パク・ヨンニュル記者、釜山/キム・グァンス記者 ylpak@hani.co.kr

原文: 訳J.S