原文入力:2010-11-02午前09:19:30(972字)
MB政権スタート後 解決者役割
イ・スウ、パク・ヨンチャ捜査で確認
ノ・ヒョンウン記者
イ・スウ(54・拘束起訴)○工業会長から40億ウォン余りを受け取った疑惑(特定経済犯罪加重処罰法の斡旋収賄)等で捜査を受けているチョン・シニル(67・写真)セジュンナモ旅行会長が李明博政府スタート以後、企業らの‘税務調査解決者’の役割をした情況が次々と明らかになっている。
1日、検察関係者たちの話を総合すれば、チョン会長はイ会長の要請を受け国税庁を相手に税務調査の宥和請託に出たことが確認された。検察は2008年、慶南巨済市に本社がある○工業の税務調査担当機関が釜山地方国税庁からソウル地方国税庁(ソウル庁)に突然変わった事実を確認し、この過程でチョン会長が外圧を行使した可能性が高いと見ている。検察はまた、○工業関係者からイ会長がチョン会長に調査担当部署を変えるなど税務調査をよく見てくれという請託をしたという趣旨の陳述を確保したことが確認された。
これに対し、チョン会長事件を捜査しているソウル中央地検特捜1部(部長 イ・ドンヨル)は最近、国税庁関係者4~5人を呼び△当時、調査機関が変わった理由△チョン会長の介入有無などを集中追及したと分かった。検察はまた、チョン会長が○工業に対する税務調査を譲り受けた当時のソウル庁長とソウル庁調査4局長などに直接請託をしたかどうかも捜査する方針だ。ソウル庁調査4局は大統領府などの‘下命’を受けたり、脱税疑惑が明確な場合、特別税務調査を担当する部門だ。
こういう請託過程は昨年、大検察庁中央捜査部のパク・ヨンチャ(65)前泰光実業会長捜査でも確認された経緯がある。チョン会長はパク前会長から税務調査宥和請託を受け、7億ウォン余りを受け取った疑惑(斡旋収賄)等で起訴された。チョン会長は「ハン・サンリュル(当時)国税庁長をよく知っているので、あまり心配するな」という趣旨で話したことが明らかになった。ノ・ヒョンウン記者 goloke@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/446582.html 訳J.S