原文入力:2010-10-29午前09:13:44(847字)
キム・テギュ記者
ソウル中央地検特捜1部(部長 イ・ドンヨル)は28日、大宇造船海洋の協力業者である○工業イ・スウ(54・拘束起訴)会長から銀行圏貸出がうまくいくようにしてくれ等の請託と共に40億ウォン余りを受け取った疑惑(特定経済犯罪加重処罰法の斡旋収賄)を受けているチョン・シニル(67・写真)セジュンナモ旅行会長の事務室などを押収捜索した。
検察はこの日午前、ソウル、太平路にあるセジュンナモ旅行本社の会長室と付属室、ソウル、瑞草洞のセジュンI&C会長執務室に検事と捜査官10人余りを送り、チョン会長のコンピュータ ハードディスクと各種文書資料などを確保した。検察関係者は 「追加で(犯罪と関連した)諜報が入ってきて押収捜索をしたわけではない」と話した。したがって検察の今回の押収捜索は捜査が開始された後、外国に出たきり帰ってこずにいるチョン会長の帰国を催促を目的にしたものと分析される。
検察は先立ってイ会長などの調査を通じ、チョン会長が銀行貸し出しをはじめとする各種請託の代価として40億ウォン余りの金品を受け取った疑惑を大部分確認したと伝えられた。しかし、チョン会長は検察が○工業を押収捜索し9日後の去る8月19日に突然米国に出国した。検察は家族と弁護人等を通じ何度もチョン会長の自主的帰国を勧めたが、チョン会長は業務処理と病気治療などを理由に帰国を先送りし捜査が事実上中断された状態だった。
検察は押収捜索で確保した資料を土台にチョン会長の疑惑に対する補強調査を行っている。また、チョン会長を‘入国時通知’対象に上げ、彼が帰国すれば直ちに召還調査する方針だ。キム・テギュ記者 dokbul@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/446070.html 訳J.S