原文入力:2010-10-28午後10:09:02(879字)
KEC 亀尾事業場 労組ストライキ 137日目
強制解散 宣撫放送して事故…病院 治療中
パク・ジュヒ記者、ソン・インゴル記者
労組ストライキ137日目をむかえた28日、慶北亀尾のKEC亀尾事業場で 警察ヘリの低空飛行によりテント座込み場が崩れ、中にいた妊産婦労組員5人が負傷した。
この日午後3時30分頃、亀尾市、工団洞KEC亀尾事業場正門前で慶北警察庁所属の警察ヘリがテント座込み場の上を低空飛行しテントが崩れた。この事故で中にいたKEC労組員ナム・某(38)氏など妊産婦5人が驚き下腹部に痛みを感じる症状などを示し病院で治療を受けている。
ペ・テソン全国金属労組慶北支部事務局長は「警察ヘリが解散を要求する宣撫放送をしながら非常に低く飛行し、テントの上に留まった結果、強い風が起きテントが倒れた」とし「高度制限に反して飛行すれば騒音とために(風で)民間人が危険を感じるということを警察が知りながら標的飛行を行った」と主張した。
慶北警察関係者は「労組員らの解散を勧める宣撫放送をしたために(風で)テントが倒れたと理解している」とし「労組が解散しなければ鎮圧するほかはない」と明らかにし、警察が近い将来に強制鎮圧する方針であることを表わした。
KEC亀尾事業場は携帯電話用部品などを生産する業者で、労組はタイムオフ制施行を控え賃金と団体協約、労組専従者問題で会社と交渉し、去る6月21日からストライキをしている。この事業場は去る21日、労組員170人余りが第1工場で占拠座り込みをしており、労組員の相当数が女性であり、工場内に強力な引火物質などが多く強制鎮圧すれば大事故が憂慮されるなど緊張が高まっている。
パク・ジュヒ、ソン・インゴル記者 igsong@hani.co.kr
原文: 訳J.S