原文入力:2010-10-25午前08:48:41(1151字)
人事の季節でもないのに突然 申請
‘不適切 金銭問題 捕捉’内部 伝言
キム局長 "後輩の道を開くため"
ホン・ソクチェ記者
←キム・ジュンファク警察庁捜査局長
キム・ジュンファク(54・写真)警察庁捜査局長(治安監)が突然、名誉退職をすることが確認された。警察の核心職務である警察庁捜査局長が人事の季節ではない時に組織を離れるのは異例なことだ。
警察庁のある高位幹部は「キム局長が25日に名誉退職をすることになった」とし「まだ昇進機会が残っているが、後輩に道を早く開いてあげるために今回勇退を決めたものと理解する」と24日 伝えた。キム局長もこの日<ハンギョレ>との通話で「後輩に障害物になってはならないと考え、退任後は弁護士として新しい人生を生きていく計画」と話した。
だが、キム局長の突然の名誉退職はチョ・ヒョノ警察庁長官就任後、警察高位幹部を対象に進行された特別内部監察で不適切な身の振り方が露見したことと関連があると分かった。今回の名誉退職と関連して、内部事情をよく知っている警察のある関係者は「金銭問題と関連して不適切な事実が捕捉され、具体的な代価性などは確認できず(キム局長)自ら服を脱ぐ線で整理されたと理解する」と伝えた。
実際にキム局長はまだ昇進年限が残っている上に、警察庁捜査局長が警察内核心要職なので治安正監昇進をにらめる状況だ。さらに警察は先月主要20ヶ国(G20)首脳会議の成功的な開催に焦点を合わせ、高位幹部人事をした経緯がある。このために僅か一月余りぶりに警察核心幹部が服を脱いだことは‘突発変数’でなくては説明しがたいというのが警察内部の一般的な評価だ。
しかし、キム局長は「(私に対する)警察の監察について全く知るところがなく、そのような調査を受けたこともない」とし「治安正監昇進が難しいと考え(勇退を)自ら決めた」と説明した。
キム局長は釜山高とソウル大法大を卒業し、司法試験合格者特別採用で警察に入り警察庁捜査課長、慶南・釜山警察庁長官などを務めた後、去る1月から警察庁捜査局長を引き受けた。先月の人事で治安正監昇進候補に選ばれたが、捜査局長に留任となった。
一方、警察庁の今回の内部監察では、治安監級地方警察庁長1人の不正事実も捉えられたことが分かった。警察庁はこれを最終確認した後、来月に該当幹部の去就を決めると伝えられた。
ホン・ソクチェ記者 forchis@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/445349.html 訳J.S