原文入力:2010-10-04午前09:26:40(1541字)
去る4月 建議…安全性検証されず霧散
自身が警察庁長官になるや すぐに再推進
ホン・ソクチェ記者
←警察が‘指向性音響装備’(音響大砲)試演行事を去る1日午後、ソウル、東大門警察 第1機動団運動場で開催した。‘指向性音響装備’が試演されるや、音響装備がねらった警察官(左側)と周辺をすぎる警察官(右側)が皆 耳をふさいでいる。イ・ジョンチャン先任記者 rhee@hani.co.kr
警察が安全性論難にもかかわらず‘音響大砲’と呼ばれる‘指向性音響装備’の導入を強行(<ハンギョレ> 9月28日付9面)している中で、チョ・ヒョノ警察庁長官がソウル地方警察庁長官時期の去る4月、警察庁にこの装備の導入を建議し失敗に終わったことが確認された。チョ庁長が就任一ヶ月後に自身が6ヶ月前に建議した装備の導入を再推進したのだ。
チャン・セファン民主党議員がソウル地方警察庁に提出させ3日公開した‘指向性音響装備(LRAD・Long Range Acoustic Device)導入建議’文書を見れば、ソウル庁は去る4月‘警察とデモ隊の衝突を予防し既存放送装備を改善する’としこの装備の導入を警察庁に建議した。こういう建議をする一ヶ月前にソウル庁はこの装備の性能点検のために一回試演も行った。
当時、チョ ソウル庁長は警察庁にこの装備の導入を要請しながら‘主要20ヶ国(G20)首脳会議成功開催のための先制的対応基盤造成’等を理由に掲げた。建議書には‘指向性音響装備’が米国特殊機動部隊(SWAT)の暴力組織逮捕とテロ鎮圧、軍部隊防衛などに使われたのをはじめ、昨年米国ピッツバーグで開かれた主要20ヶ国首脳会議の時にデモ隊鎮圧に効果的だったという内容などが含まれていた。
だが、当時 警察庁は‘安全性が検証されていない’という理由で‘指向性音響装備’の導入を差し戻したことが分かった。実際、ソウル庁の建議書にもこの装備の安全性と関連して△都心で予想できない強い音圧形成の可能性△高音圧警告音持続時、人体被害予測困難△非デモ群衆にも影響を与える憂慮などがあると明らかにしている。
だが、チョ ソウル庁長が警察庁長官に就任し一週間ぶりの先月6日、警察庁は‘指向性音響装備’を導入する方針を定め調達庁に購買を要請した。警察庁の購買要請の時、去る4月にソウル庁が出した装備導入建議書がそのまま購入根拠として提示され、先月27日 この装備導入などのための警察装備規定改正案が立法予告された。
調達庁は先月30日、装備規格公告と入札公告を終えた。調達庁はこれら装備を来る22日までにソウル庁機動本部に納品する方針だ。チョ庁長就任後、この装備の導入手続きが一瀉千里に進行されたわけだ。警察庁が作成した‘高効率長距離放送装備購買計画’によれば、警察庁が購入するという‘指向性音響装備’は大型2台(1台当り 9000万ウォン),小型2台(1台当り2500万ウォン)等、計4台で、総予算は2億3000万ウォン規模だ。
チャン・セファン議員は「海賊退治など海軍が主に使う‘音響大砲’をデモ鎮圧に導入しようということ自体が、デモ参加者らを海賊と同じ犯罪者として取り扱うということ」とし「警察の人権意識水準を如実に表わしたもので、特に安全性問題は国会で徹底的に検証するだろう」と話した。
ホン・ソクチェ記者 forchis@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/442047.html 訳J.S