原文入力:2010-09-30午後07:29:52(1654字)
"キャベツも1個 1万ウォンする状況を大統領は知らないのか"
"白菜一株 減らして漬けよう" 農林部次官提案にも批判の声
李明博大統領が最近、大統領府のコック長に「白菜が高いから私の食卓には白菜のキムチの代わりにキャベツキムチにしてくれ」と指示したという便りが知らされ、ネチズンたちがいきり立っている。キャベツも1個1万ウォンに迫っている‘野菜大乱’状況を大統領が知らないのではないかとの批判が出ている。イ大統領の発言をフランス革命の時、民衆に「パンがなければケーキを食べれば良いではないか」と話したというマリーアントワネットの‘名言’に例えた風刺も出回っている。
イ大統領は最近、買い物にマートに行ってきた夫人キム・ユンオク氏が1株1万ウォンを軽く越える白菜価格に驚いたとし、白菜価格暴騰に対する憂慮を伝えるや直接 大統領府コック長を呼び「白菜が高いから私の食卓には白菜キムチの代わりにキャベツキムチにしてくれ」と指示したと分かった。大統領府関係者は30日、イ大統領の食卓に白菜キムチの代わりにキャベツで作ったキムチが上がってきているとし、過去に前線でも白菜のキムチ代用として食べたキャベツキムチが国家元首の食卓に上がるのは高い白菜価格を憂慮したイ大統領の指示のためだと話したと知られた。
イ大統領の言葉が知らされるやツイッターではネチズンの非難があふれた。「白菜1株が1万2000ウォン、ネギ1段が1万2000ウォン、キャベツ1株が1万ウォンに暴騰した。白菜よりキャベツがとても安いですね、MB様。」「白菜が高いから大統領府の食卓にはキャベツで作ったキムチを上げろとのイ大統領の名言。白菜価格だけが騰がってキャベツ価格は騰がらなかったと考えられた様子。そりゃ与党の前代表はバス料金が70ウォンという話もしたけどその程度だ。」「女史様が白菜価格は見たが、キャベツ価格は見なかったようです。」
ネチズンたちはイ大統領の発言が白菜価格暴騰事態に対する政府の無策を象徴するものだと批判する。あるネチズンは「水害が起これば半地下をなくし、白菜が高ければキャベツキムチを食べろというのか」として舌打ちした。別のネチズンも「韓牛が高くて食べられないから価格の安い米国産牛肉食べろといったその時を思い出すのは私だけだろうか?」と自嘲した。
イ大統領の発言は朝のラジオ番組に出てきて‘白菜一株 少なくキムチを漬けよう’運動を提案したチョン・スン農林水産食品部次官の話と重なりながらネチズンを刺激した。あるネチズンは「一国の大統領が白菜価格が高いからと自分はキャベツキムチ食べるぞと言う。対策を用意しなければならない次官は、キムチ漬けを少くしろと言って…。今後、キムチを食べるなと言うかもと思うと恐ろしい」と話した。
野党もイ大統領の発言を批判して出た。国民参加党は‘白菜が高ければキャベツで作ったキムチを食べるのが大統領のすべき仕事か’という題名の論評で「食卓にキャベツキムチを上げる‘ショー’は大統領の本分に合うことではない」と批判した。論評は「大統領も‘ハクサイ一株価格が1万5千ウォンまで騰がって、4人家族がキムチ漬けをすれば50万ウォンでも足りない’という事情を分からない筈がない」とし「それなら大統領がなすべき仕事は、庶民が適正な費用で食卓にキムチを上げられる対策を用意すること」と話した。進歩新党ノ・フェチャン前議員もツイッターで「産地白菜価格が畑売りで1坪7千ウォンなのに、なぜ市場では3株4万ウォンなのか’と尋ねなくてはいけない。頭にきてお昼にキムチチゲを食べました。」と大統領の不用意な発言を批判した。 eニュースチーム
原文: 訳J.S