本文に移動

‘キム・ファンシク 核心資料’提出拒否で対抗

原文入力:2010-09-26午後06:52:50(1604字)
軍 免除記録 含む兵籍証明書 提出せず
最高裁判事 時期 実受領額・4大河川監査記録も
野党 "防弾聴聞会 意図" …与党 "政略的攻勢"

コ・ナム記者

←キム・ファンシク国務総理候補者が国会人事聴聞会を三日後に控えた26日午後、ソウル、鍾路区、通義洞の金融監督院別館に用意された候補者事務室へ直接運転をして到着した。 イ・ジョングン記者 root2@hani.co.kr

キム・ファンシク国務総理候補者の兵役免除疑惑と関連して26日、野党議員らが資料隠蔽疑惑を提起し兵籍記録簿と診断書など関連資料の提出を要求した。 与党は 「野党の政略的疑惑提起に責任を問う」と明らかにするなど‘攻勢的防御’に出た。

チェ・ヨンヒ民主党議員はこの日、記者会見を行い「キム候補者の高校卒業アルバムでキム候補者はメガネを着用しておらず、バドミントン選手として活動するなど大学以前には目が悪くなかった」とし「視力が良かった人が数年後に不同視となる可能性は事故や疾病を除けばきわめて低い」と主張した。チェ議員は 「キム候補者が唯一 兵役問題に対しては兵籍記録票など核心資料の提出を拒否している」と話した。

キム・ユジョン議員は「健保公団は‘プライバシー’を理由にキム候補者の眼科診療記録提出を拒否しており、キム候補者本人も資料提出を拒否している」と明らかにした。キム議員は 「イム・テヒ大統領室長の去る16日ブリーフィング内容を見れば、大統領府は兵籍記録簿を提出させたと見られる」として「政府が組織的に防弾を試みているのではないか」と主張した。

子供の留学費などの支出が収入より多いという野党の問題提起に対し、総理室が 「手当てが所得から抜けている」と解明したことと関連しても、野党は繰り返し問題を提起した。キム・ユジョン議員は「キム候補者は書面答弁書で2007年から1年に4万ドルを留学費として支出したというが、この場合 2009年一年だけで赤字が4280万ウォン余り」と主張した。キム・ユジョン、チョンボムク、チェ・ヨンヒ議員は最高裁判事時期の実受領額資料と4大河川監査結果など核心資料を大法院と政府が出さず資質検証が難しいと批判した。

チョン・ボムク議員は報道資料を出し「2003年6月、米国留学修士課程を終えてきたキム候補者の長女がその年8月から2007年に結婚する時までキム候補者の姉が総長である東新大学校と姉の舅が建てた東岡大学で時間講師をした事実が明らかになった」として「候補の娘と姉の間の関係がキム候補者が最高裁判事在職時に主審裁判官として下した2007年5月尚志大判決に影響を与えたのではないか」と主張した。この判決は不正で退いた旧理事らが復帰する道を開けたという市民団体の批判を受けてきた。

ハンナラ党と政府は野党の疑惑を‘政略的’と一蹴した。人事聴聞特別委ハンナラ党幹事のキム・ギヒョン議員はこの日 記者会見を行い「一部野党議員らがでたらめに誇大包装しわい曲した疑惑に積極的に対応し、必ず(政治的)責任も問う」と話した。アン・サンス代表は<ハンギョレ>との通話で「(最高裁判事と監査院長として)検証を二回も通過した。野党の疑惑提議は政略的だ」と話した。だが、ハンナラ党は兵役免除疑惑には緊張を緩めていない。

大統領府関係者はチョン議員の疑惑提起に対し「教授でもない時間講師であり資格要件を整えていた。この部分まで‘公正な社会’を突きつけるのは行き過ぎ」と話した。

コ・ナム、ソン・ヨンチョル、ファン・ジュンボム記者 dokko@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/440953.html 訳J.S