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北韓では今 激しい権力闘争中

https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/440902.html

原文入力:2010-09-26午後12:26:37(1099字)

北韓の改革路線を巡りチャン・ソンテク北韓国防委員会副委員長と改革を支持する勢力間に激しい権力闘争が広がっていると最近、北韓最高位層指導者らに会ってきたある消息筋の話を引用し、英国テレグラフ紙が25日報道した。
このような権力闘争は今年68才の金正日国防委員長の健康が良くないうえに、キム委員長の後継体制に対する明らかな計画が明らかにならない中で広がっている。

今年64才のチャン・ソンテクはキム委員長の妹婿で、常にいつかは王座に登板すると思われてきたとこの消息筋は伝えた。その上、チャン・ソンテクは今年28才のキム委員長の3男キム・ジョンウンがより多くの経験を積むまでキム・ジョンウンの後援者の役割を受け持つと見られるとこの消息筋は付け加えた。

しかし、チャン副委員長は改革に対する強硬な立場であり、最近 北韓も中国式資本主義経済改革を採択することを支持する改革勢力から荒々しい挑戦を受けている。

この消息筋は北韓指導部内に北韓の経済開放を希望する人々が増えているが、このような試みは大部分チャン・ソンテクによって遮断されてきており改革勢力らがこれに強力に反発していると説明した。

当初、今月上旬に開かれると発表された北韓労働党党代表者会議が28日に延期になったのも、このような権力闘争のためだとこの消息筋は話した。このような権力闘争は去る1970~1980年代、中国共産党内で経済改革を巡り広がった葛藤を踏襲するものだと彼は付け加えた。

彼はこのような北韓内権力闘争と関連し、軍部がどんな立場を取るかが大変重要だとしつつも、だが軍部はまだこれに対する立場を決めていないものと見られると話した。

この消息筋はロシアのアレクセイ ポロダブキン外務次官が去る23日「韓国、北韓間の緊張が最悪水準に達した。残ったものは南北間紛争だけだ」と南北関係を悲観的に評価したのもこのような権力闘争と関連したものと見られると話した。

テレグラフは最近、経済自由化を支持するパク・ポンジュ前総理(71)が再び総理職に復帰したことはひとまず改革勢力に力を与えたと見られると指摘した。
彼はしかし、すでに中国の支持を確保したキム・ジョンウンが結局は金正日国防委員長の後継者に決定されると見られると話し、北韓の中国経済に対する依存から抜け出しくとも、それは難しいものと見られると付け加えた。

原文: 訳J.S