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"キム・ファンシク 4年間 収入より支出多い"

https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/440829.html

原文入力:2010-09-24午後10:20:17(1391字)
野党、相次ぎ財産疑惑 提起
赤字金額 総額7千万ウォン余
キム候補 "手当て収入分 抜ける"
2000年には‘債務記録’脱落
"実務者ミスで誤記" 説明

コ・ナム記者、ソン・ウォンジェ記者

キム・ファンシク(62)国務総理候補者の財産と費用、債務関係に対する疑惑が相次ぎ提起された。

チョン・ボムク民主党議員は24日、報道資料を出し 「キム候補者が提出した‘勤労所得源泉徴収領収書’を分析した結果、保険料、クレジットカード使用額、寄付金などを合わせると年間収入より費用が大きかった」として説明を要求した。チョン議員室が領収書明細を土台に再構成した資料によれば、キム候補者の収入対比支出明細は、2006年 1328万8521ウォン赤字、2007年 3522万9243ウォン赤字、2008年 2210万618ウォン赤字、2009年 280万5695ウォン赤字だった。チョン議員は 「2007年の場合、クレジットカード使用額だけでも9760万余ウォンで、同年給与の8670万余ウォンより1100万ウォン多い」とし「(差額を)姉から補助を受けたのであれば贈与税を納付しなければならないだろう」と付け加えた。

また、イ・ヨンギョン創造韓国党院内代表は「キム候補者が‘私人間債務内容確認書’で2000年に姉から4000万ウォンを借りたというが、当時の財産登録には4000万ウォンに対するサ私人間債務記録がない。これは虚偽申告であり公職者倫理法違反」と主張した。キム・ユジョン民主党議員は「キム候補者が大田地方裁判所瑞山支所判事として在職した1981年5月、忠南、瑞山へ住民登録を移転した後、8日後に再びソウル、論峴洞へ再転入した」として「住民登録法違反」と指摘した。

前日、イム・ヨンホ自由先進党議員は報道資料を出し「キム候補者の1996~2010年財産公開内訳に息子と娘の留学費用支出内訳がない」とし、留学費用の出処に対し疑惑を提起した。キム候補者の娘は8年間にわたり米国留学をし、息子は現在 米国留学8年目だが、その費用が約3億2000万~6億4000万ウォンというのがイム議員の推算だ。イム議員はキム候補者が2005年に最高裁判事人事聴聞会で「姉や義母が学資金を補充したことがある」とした返答を根拠に、贈与税脱漏疑惑を提起した。

これに対し総理室は、収入より支出が多いという疑惑と関連して「給与額には課税対象に含まれない各種手当てが除外され過小計上された反面、支出内訳には候補者家族の生活費と関係のないお金が計上されている」と解明した。また、債務関連疑惑に対しては「債務内訳に出てきた‘私人間債務400万ウォン’は4000万ウォンの誤記」と説明した。総理室は子供の留学費用の出処と関連しては「実際に2人合わせて4億ウォン程度の留学費用が支出され、賄える金額」と明らかにし、住民登録法違反疑惑については「勤務地で運転免許を取得するための避けられない措置だった」と話した。

コ・ナム、ソン・ウォンジェ記者 dokko@hani.co.kr

原文: 訳J.S