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保安法 立件 MB政府 初年度40人→今年106人

原文入力:2010-09-16午前09:03:52(1284字)
統計にあらわれた公安政局
ろうそく集会後 急増…地方選挙前 スパイ事件 相次ぐ
弁護士ら "警察成果主義・恣意的法適用のせい" 指摘

ノ・ヒョンウン記者、ソン・ギョンファ記者

1998年‘国民の政府’スタート以後、着実に減少してきた国家保安法事犯が李明博政府になり急増している。特に今年(8月末基準)保安法違反疑惑で警察に立件された人はすでに去る一年間の保安法立件者に比べて51%も多い106人であることが分かった。警察が1年に100人を越える保安法事犯を正式刑事事件として立件したのは2003年以後 7年ぶりのことだ。

15日、警察庁が国会法制司法委員会所属のイ・ジョンヒョン ハンナラ党議員に提出した‘保安法違反事犯検挙現況’資料によれば、今年8月末現在の保安法違反疑惑で警察に立件された人は計106人(拘束13人)で、去る一年間の70人に比べ51%も増えた。検察が独自認知し捜査した国家保安法事犯統計は別途集計されるという点を考慮すれば、今年の国家保安法違反事犯はこれよりさらに多いと展望される。

参与政府初年度の2003年には韓総連・汎民連などの主要公安事件で173人が警察に立件され、この内77人が拘束された。2003年は在独社会学者ソン・ドゥユル教授らが拘束され保安法改廃論争に火がついた時期だっただけに、保安法立件者が多かった。しかし2004年に警察立件者は68人へ大幅に減り、2005年と2006年には33人、35人に止まった。拘束者も77人(2003年)から12人(2007年)へ急減した。

だが、李明博政府になり、こういう流れは完全に‘Uターン’している。現政権出帆初年度の2008年には保安法違反疑惑で警察に立件された人が参与政府の時と同程度の40人に過ぎなかった。しかし2009年には前年に比べ75%も増加した70人を記録し、今年は8月までですでに106人に達した。

こういう増加傾向は2008年ろうそく集会以後に公安政局が造成されたうえ、今年は6・2地方選挙を控え‘インターネット女スパイ’、‘ファン・ジャンヨプ暗殺組’のようなスパイを含む公安事件がとりわけ多く、国家保安法事犯が急増したと見られる。特にこれらスパイ事件が地方選挙前後に発表され政治的意図があるのではないかという批判も出た。

民主社会のための弁護士会のパク・ジュミン弁護士は「南北関係が梗塞したうえに警察が成果主義を強調する中で以前であれば事件にならないものも事件化したために保安法事犯が増加している」と診断した。チャン・ギョンウク弁護士は「恣意的法適用が可能な保安法の性格を考慮する時、保安法事犯は当分更に増えるだろう」と見通した。

ノ・ヒョンウン、ソン・ギョンファ記者 goloke@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/440065.html 訳J.S