原文入力:2010-09-09午後07:48:53(890字)
特別採用50%に拡大 白紙化
ソン・ヨンチョル記者
2015年までに5級新規公務員の特別採用比率を50%まで上げるとした政府の行政高等考試改編案が白紙化された。
ハンナラ党と政府は9日、国会でコ・フンギル ハンナラ党政策委議長とメン・ヒョンギュ行政安全部長官などが参加した中で党政協議会を開き、5級公務員特別採用比率を拡大しないことにした。国会行政安全委員会ハンナラ党幹事のキム・ジョングォン議員は党政協議会の後、国会で記者会見を行い「行政高等考試制度名称を5級公開採用試験に変え、特別採用比率は現行水準で維持することにした」とし「行政高等試験改編案の中で2015年までに新規5級公務員の半分を書類と面接審査を通じ特別採用することにした部分は事実上白紙化された」と話した。キム議員は「特別採用比率を去る10年間平均の37.4%水準を越えないようにするということで党政が同意した」と話した。党政は来年の特別採用比率は30%とすることにした。
党政は部署ごとに別に行っている5級特別採用の公正性と透明性を高めるために行政安全部が採用博覧会形式で一括実施し、公務員選抜制も細部施行方案に関しては今後 公開討論会を開き専門家と国民世論を集約することにした。
当初 「行政高等考試改編案はそのまますすめることが正しい」と話したメン・ヒョンギュ行安部長官は、この日の党政会議で「公務員採用先進化方案(行政高等考試改編案)は良い意図から出発したが、外交通商部特別採用事件が起こり誤解を招き残念だと考える」と退いた。アン・サンス ハンナラ党代表は最高委員会で「公正性が保障されない現行特別採用制度を信頼しないという国民の意思が表出されている」として「望ましい方向で決定された」と話した。
ソン・ヨンチョル記者 sychee＠hani.co.kr
原文: 訳J.S
