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"高空籠城解除は更に大きな‘4大河川 戦い’のための準備"

原文入力:2010-08-31午後11:57:51(2305字)
[現場]‘4大河川 反対’梨浦堰高空籠城解除

ホ・ジェヒョン記者、チョ・ソヨン ディレクター

← "4大河川反対" 梨浦堰高空籠城解き、京畿驪州郡、南漢江の梨浦堰建設現場 堰の上で高空籠城を展開した環境運動家3人が31日午後、籠城を解き "流れろ 4大河川" 等の字句を書いたミニ横断幕を持って堰の下に降りている。階段を降りてくる人々は前方からパク・ピョンス 高陽環境運動連合執行委員長、ヨム・ヒョンチョル ソウル環境運動連合事務局長、チャン・ドンビン水原環境運動連合事務局長だ。驪州/シン・ソヨン記者 viator@hani.co.kr

"川が壊れていることに較べれば、私のからだが壊れるのは何でもありません。" 高さ30余メートルの梨浦堰籠城現場に上がったイ・ミギョン民主党事務総長が「からだは大丈夫か」と尋ねるや籠城していたヨム・ヒョンチョル ソウル環境運動連合事務局長が答えた。すぐに籠城者らがイ事務総長に尋ねた。「(4大河川事業反対のために)最後まで戦っていただけますか。」イ事務総長が答えた。「最後まで戦います。」

籠城者たちは、ようやく梨浦堰上から床まで設置されたはしごをゆっくり降りてきた。全く同じ絵の描かれた服を着ていた。4大河川事業で滅亡の危機に瀕した生物が描かれた服だった。梨浦堰工事現場付近には100人余りの市民が集まっていた。市民たちは籠城者たちがはしごから降りる姿を少し離れた場所で眺め "サランヘヨ(敬愛しています)" と叫んだ。

 4大河川工事の中断を要求し京畿道、驪州郡の梨浦堰工事現場で41日間の籠城を行った環境運動家3人(ヨム・ヒョンチョル ソウル環境運動連合事務局長、パク・ピョンス 高陽環境運動連合執行委員長、チャン・ドンビン水原環境運動連合事務局長)が31日午後、籠城を終えた。これらは政府が4大河川工事を中断し、国会に4大河川検証特別委を構成することなどを要求し籠城を行った。これらの人々は‘4大河川工事中断のための国民行動’等、市民社会元老たちが9月11日4大河川事業中断を要求する国民大会を一緒に開こうとしつつ撤収を提案し籠城を終えた。

 籠城者たちは30日夕方まで籠城継続意志が非常に強かったと伝えられた。籠城40日を越えたが、状況が大きく変わっていないという判断のためだった。しかし籠城の長期化で健康が大きく悪化しており、裁判所の退去命令まで下され市民社会団体らが座り込み解除を強く説得したと分かった。

 キム・ジョンナム環境運動連合事務総長は「高空籠城は4大河川事業の不当さを知らせる意味ある示威だったが、今や市民社会団体で4大河川反対のために組織的な戦いをする準備が取りそろったので籠城を解くことを決めた」と話した。

 この日、梨浦堰籠城解除の便りが知らされると、すぐに環境団体会員たちと政治家などが梨浦堰工事現場を訪ね、籠城たちどを励ました。咸安堰工事現場のクレーン上で籠城を行い、去る10日に降りてきたイ・ファンムン 晋州環境運動連合事務局長は現場を訪ね「籠城解除は籠城中断ではなく、より大きな戦いのための新しい始まり」として「降りてきて共に戦おう」と励ました。

 4大河川事業に賛成する驪州郡住民10人余りも籠城現場を訪ねた。これらは梨浦堰工事現場入口前に拡声器を設置し「驪州郡が驪州市に昇格することができる絶好の機会を外部の人々が妨害している」として、環境運動家らの籠城に強く抗議した。警察は7ヶ中隊兵力を動員し両者の衝突を制止した。
 午後3時、イ・ミギョン民主党事務総長(4大河川事業阻止民主党特別委員会委員長)とチグァン僧侶など10人余りで構成された代表団が梨浦堰籠城現場に直接上がり、籠城者などを説得し始めた。しかし当初のすぐに終わるという予想とは異なり、これらの人々が堰から降りてくるまでには2時間以上かかった。籠城者たちは現場を訪ねてきた家族との面会と記者会見を要求したが、警察がこれを受け入れず小競り合いが続いた。結局、籠城者たちは現場で家族に会えないまま即刻連行された。

 パク・チャンジェ環境運動連合組織局長は「凶悪犯も記者たちの前で言うべきことは言うようにするのに、警察が籠城者たちが報道機関と対面できないようにしている」として批判した。ヨム・ヒョンチョル局長に会おうとソウルから駆け付けた夫人のチョン・某(43)氏は、黙って夫の下着が入れられた紙袋をさすっていた。

 午後5時25分、籠城者たちを乗せた救急車が梨浦堰工事現場を抜け出し驪州高麗病院に出発した。この姿を見守った市民たちは救急車が見えなくなるまで手を振り「がんばってください」、「後は私たちが守ります」等と叫び、籠城者たちを励ました。

 梨浦堰籠城者たちは事前に配布した資料を通じ「月(4大河川事業)にではなく、それを差す指(3人の生活)に関心が集まっていることが負担になり、籠城を解くが、これからも4大河川事業反対活動を継続する」と主張した。これらはまた「(裁判所の強制退去命令で発生した)損害賠償額1億 8百万ウォンも合理的水準で責任を負う。」と明らかにした。驪州/ホ・ジェヒョン記者、チョ・ソヨン ディレクター catalunia@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/437655.html 訳J.S