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台風‘コンパス’1日 済州道 影響圏

原文入力:2010-08-31午後07:41:11(758字)
中部 貫通する公算…被害 憂慮

イ・グンヨン記者

台風コンパス 予想進路図

北上中の第7号台風‘コンパス’が2日、韓半島中北部地方を貫通すると予想され大きな被害が憂慮される。

気象庁は31日「去る29日夜9時頃に発生した台風コンパス(コンパスの日本語)は、中心付近気圧が960hPa(ヘクトパスカル),中心最大風速が秒速40mに達する中型台風に発達した」として「コンパスは台湾付近で活動中の第6号台風‘ライオルロク’(香港にある峰の名前)と第8号台風‘ナムテウン’(川のラオス語)の動きにより大型台風に発展する可能性がある」と明らかにした。シン・ギチャン気象庁通報官は「31日午後3時現在の予想では済州道が1日 台風影響圏に入るのに続き、2日夕方頃には台風が京畿北部や黄海道南部地方に上陸するものと見られる」として「台風の右側に位置した中部地方の場合、強風と多くの雨で被害が発生する恐れがあり注意が必要だ」と話した。

最近の台風としては2002年7月6日、忠南保寧に上陸した‘ラマスン’と2000年8月31日に甕津半島に上陸した‘プラピルン’等が韓半島を貫通した。特に今年のように集中豪雨が続いた後に上陸したプラピルンの場合、死亡・失踪28人に財産損失2520億ウォンなど大きな被害を残した。

台風の影響で1日と2日には全国的に雨が降り、台風が韓半島を抜け出る3日には中部地方を中心に雨が続くと予想される。

イ・グンヨン先任記者 kylee@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/437628.html 訳J.S