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師範大 11校‘構造調整候補’に

原文入力:2010-08-27午後07:27:06(1101字)
教員養成機関 評価 結果
教育大学院 38校も対象
1年後に再評価‘定員縮小’

←教員養成機関 評価結果

全国45ヶ大学師範大(訳注:教員養成学部)に対する教育科学技術部の評価で11校が制裁対象であるC等級を受けた。これらの大学が運営する40ヶの教育大学院の中では14ヶ所がC等級を受け、最下等級のDと評価されたところも24ヶ所にもなった。C・D等級を受けた学校は1年内に等級が改善されなければ定員縮小などの制裁を受けることになる。

教科部は27日こういう内容を含む‘2010年教員養成機関評価結果’を発表した。教員養成機関評価は1998~2002年1周期評価に続き、2003~2009年2周期評価を実施したが、これまでは評価結果が悪くとも制裁をすることはなかった。今年から2014年までになされる今回の3周期評価からは評価結果を土台に大学に定員縮小などの措置をすることになる。

今年は師範大をもつ全国45ヶ大学を対象に、これらが運営する△学部課程の師範大△教職課程△教育大学院など教員養成課程全般を評価した。評価結果を見れば、学部課程の師範大評価では45ヶ所中 8ヶ所がA等級、26ヶ所がB等級を受け、再評価対象であるC等級は11ヶ所だった。D等級を受けた大学はなかった。

教科部はA等級を受けた大学には入学定員調整自律権と共に校長養成課程を設置できるようにするなどの恩恵を与え、C・D等級を受けた大学には1年間の自助努力期間を与えた後に再評価を実施する計画だ。再評価でも等級が良くならなければ、師範大入学定員や教職課程承認定員をC等級は20%、D等級は50%まで減らさなければならない。B等級を受けた大学は現在の定員を維持することができる。

教員資格証の取得が可能な教育大学院を運営する大学40ヶ中でA・B等級を受けた大学は各々1ヶ所だけで、残り14ヶ所はC等級、24ヶ所はD等級を受けた。1年後の再評価でもC等級を受けた教育大学院は、入学定員を50%まで減らさねばならず、D等級は教員養成課程が完全に廃止される。

教科部関係者は「教員任用試験の競争率が20対1に達するなど、採用規模に比べ養成規模が多すぎる状態」として「自助努力を通じて大学が自ら構造調整を行う契機になることを期待する」と話した。

チン・ミョンソン記者 torani@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/schooling/437077.html 訳J.S