原文入力:2010-08-25午後07:35:43(867字)
チョ・スンス議員 "安全予算 転用"
コ・ナム記者
政府が昨年 双龍自動車ストライキを鎮圧した警察に安全事故予防予算から2億ウォン近い激励金を不適切に支給したという指摘が出された。
チョ・スンス進歩新党議員は25日 報道資料を出し 「行政安全部が提出した‘安全事故予防総合対策’の細部執行内訳によれば、約9億ウォンの支出総額の内、パンフレット発刊など実際に安全事故予防と関連のある支出は5200万ウォンに過ぎなかった」とし「名称が安全事故予防であるだけで、大部分は単純慰問経費だった」と主張した。
チョ議員が行安部から受け取った支給要請書を見れば、4億8000万ウォンが警察官・消防官・軍部隊激励費として支出された。特にチョ議員は「昨年7月24日から8月5日まで計4回にかけてソウル警察庁と京畿警察庁機動本部激励費として1億9450万ウォンが支出された」とし「この時期は双龍車ストライキを公権力が強制鎮圧した時期と一致する」とし疑惑を提起した。彼は「予算の半分以上を戦闘・機動警察の慰問費として支出しており、実際に安全対策のための執行は見つけることが難しく、事実上 行安部長官のこづかいのように使われている」と話した。
また、今年2月には1億ウォンが大統領府郊外周辺警備警察に対する激励費として支出された。チョ議員は「大統領府郊外周辺警備が国民の安全と直接的な関連がなく、異例的に一度に巨額が支援された点から、おそらく大統領府を意識した結果」と主張した。その他に被災者、独居老人などに対する支援費として2億7000万ウォンが使われ、殉職した警察官・消防署員の遺族支援費として6500万ウォンが支出されたことが分かった。
コ・ナム記者 dokko@hani.co.kr
原文: 訳J.S