原文入力:2010-08-25午後07:45:32(1773字)
既存論理 二番煎じ "韓半島大運河とは違う" 反駁
PD手帳は大統領府介入を照明、運河前段階 指摘
パク・ヨンニュル記者
←市民・社会団体と宗教界、学界、労働界、政党などが参加した‘4大河川事業総力阻止のための協議会’所属会員たちが25日午前、ソウル、世宗路KT社屋前で‘4大河川工事中断のための国民行動’を宣言する記者会見を行っている。これらはこの日からロウソクのあかり文化祭を毎日開き、来月11日に人間の鎖形式の大規模集会を開くことにした。 イ・ジョングン記者 root2@hani.co.kr
国土海洋部が24日夜に放映された<文化放送>の‘PD手帳-4大河川 水深6mの秘密’編に対し、25日 反論資料を出し、4大河川事業の堰(小さなダム)建設と浚渫作業が運河用ではないかという論議に再び火がつくことになった。
前日、PD手帳は当初、小規模河川整備水準だった政府の4大河川整備計画が、李明博大統領の大統領選挙公約だった韓半島大運河構想に匹敵する水準の堰建設と大規模浚渫へ事業内容が変わった背景を追跡し、この過程で大統領府が介入した情況などに光を当てた。何より2m余りで設計されていた水深が4~6mへ深くなり、それも主に運河用に使われる‘台形形浚渫’に変わった点を挙げ、運河の前段階作業ではないかという疑惑を提起した。
これに対し国土部は‘4大河川は運河ではありません’という題名の報道資料を出し、漢江と洛東江を連結する構想が除かれており、閘門とターミナル設置計画がなく貨物船運航条件も整えていないという点を挙げ、4大河川事業は運河と関連がないと反論した。例えば洛東江の場合、下流から上流まで貨物船を運行しようとすれば、現在建設中の堰の大部分を取り壊し60ヶ所余りに及ぶ橋梁も改良するなり全面交換しなければならないが、現在進行している事業には含まれていないという点を強調した。水深と関連しても、運河にしようとすれば全区間にわたり一定に維持されなければならないが、4大河川全体区間1362.8kmの内、6m以上の水深は26.5%(361.2km),洛東江も61%に過ぎないと国土部は明らかにした。
←国土海洋部とPD手帳の4大河川運河 攻防.
こういう国土部の反論は既存論理を大部分 二番煎じした水準であるのに加え、PD手帳報道内容と外れる点も殆どない。PD手帳は4大河川事業が運河の前段階という疑惑を買うほかはない根拠を主に提示したが、国土部は韓半島大運河の姿とは違うという内容で反論することにより、結局 的外れな答をしたわけだ。
PD手帳製作スタッフは「現在の設計どおりに工事を強行すれば、堰と堰の間は事実上航路として活用されうるし、後から各堰に閘門さえ設置すれば事実上運河になるのではないか」と反問した。実際に‘大運河伝導師’として知られたチュ・プギル前大統領室広報秘書官が出した本を見れば、八堂ダムのそばに閘門を作ればダムを崩さずに大運河が可能だという内容が出てくる。水深も全体区間別に異なるというが、韓半島大運河研究会が出した資料には‘4m水深でも特殊製作された5000t級RS(川-海兼用運航)船が通うことはできる’という内容がある。
国土部は200年頻度の洪水に備え、浚渫の深さを調整したことと関連しては「各界専門家、関連学会などと懇談会や公聴会など公論化を通じて最終的に決めたこと」と強調した。また、堰の個数が4個から16個に増えたのは、大規模ダム建設が難しい実情で水資源を確保しようとしたことだと付け加えた。
だが、今回のプログラム製作担当のチェ・スンホ PDは「川の中で部分をそのように深く掘る運河型浚渫をすれば洪水予防と運河型浚渫になるのか」として「特にマスタープラン総括責任者が当初構想の均衡発展委員会の案を‘見たことがない’と話したことはとても重要なファクトとして後続調査が必要だ」と話した。パク・ヨンニュル記者 ylpak@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/436730.html 訳J.S