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"ソウル中部警察署でも苛酷行為"

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/436603.html

原文入力:2010-08-24午後08:39:32(921字)
人権委、40代被疑者 陳情 調査中

ソン・ジュンヒョン記者

ソウル、陽川警察署拷問事件に続き、ソウル中部警察署でも被疑者苛酷行為があったという内容の陳情が国家人権委員会に受け付けられた。

人権委は24日 「去る1月、中部署刑事課で調査を受けた40代の被疑者が‘担当刑事に暴行された’として中部署聴聞監査室に嘆願を提起し、去る6月27日人権委に陳情を出した」と明らかにした。人権委は当時、陳情人の捜査関連資料を中部署聴聞監査室に要求する一方、担当警察官の暴行場面を目撃した証人を探していると知られた。この陳情事件を担当する人権委調査官は「調査が終っていないので内容を明らかにすることはできない」とし、具体的な進行状況に対しては公開しなかった。

これに対し中部署関係者は「現在、人権委の調査を待っている」として「調査を受け、それにより対応するだろう」と話した。

捜査関連閉回路テレビ(CCTV)画面は一定期間が過ぎれば廃棄されるので、陳情内容を確認するCCTV画面は現在残っていないことが分かった。警察官に暴行されたとして陳情を出した被疑者は懲役4年を宣告され現在、刑務所で服役中だ。

今回の陳情事件以前に発生した陽川署警察官らの拷問捜査事件の場合、警察官4人が涜職暴行疑惑で拘束されるなど大きな波紋を起こした経緯がある。

一方、苛酷行為疑惑が提起された中部署のパク・ノヒョン署長は23日に開かれたチョ・ヒョノ警察庁長官候補者の聴聞会に証人として出席し陽川署拷問事件で非難の標的となった‘成果主義’を擁護した経緯があり、また別の論難を予告した。

パク署長は聴聞会で「成果主義は市民満足度を高める制度であり世界的な傾向」として「過熱競争に対する負担があるが、多様な項目を用意し評価して成果に対して報償をすれば良いと考える」と話した。

ソン・ジュンヒョン先任記者 dust@hani.co.kr

原文: 訳J.S