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MBC幹部たち "PD手帳 放映 問題なし"

原文入力:2010-08-23午後09:28:51(1637字)
4大河川編 事前試写後 結論…一部表現 修正へ
キム・ジェチョル社長‘直接確認’固執…放映変数となるかも

キム・ジョンピル記者、イ・ジョンチャン記者

←民主党など野6党と全国言論労組など560余の環境・言論・市民運動団体が23日夕方7時からソウル、汝矣島の<文化放送>(MBC)前で開いた‘4大河川真実隠蔽糾弾とPD手帳放映要求大会’に参加した市民たちが、ロウソクのあかりを持ちスローガンを叫んでいる。 イ・ジョンチャン先任記者 rhee@hani.co.kr

去る17日、キム・ジェチョル<文化放送>(MBC)社長など経営陣の‘放送保留’決定で放送が中止された‘PD手帳’の‘4大河川水深6mの秘密’編に対し、MBC高位幹部らが事前試写をした後、一部表現に対する修正・補完を前提に「正常放送をしてもかまわない」という結論を下したことが23日知らされた。キム・ジェチョル社長がこういう見解を最終的に受け入れる場合‘4大河川’編は24日夜11時15分から放映される。

だが、キム社長がいかなる方式であれ修正・補完された最終編集本を直接確認するという態度を曲げておらず放映可否決定に変数として作用することもありうるという指摘がある。

MBC労組とPD手帳製作スタッフによれば、この日午前11時 プログラム実務責任者のキム・テヒョンPD手帳責任PDと担当本部長のアン・グァンハン編成本部長、チョ・チュンヒョンTV製作本部長、イ・ジュカブ時事教養局長、ペク・チョンムン編成局長の5人が参加した中でPD手帳‘4大河川’編に対する説明会形式の‘事前試写’が行われた。

事前試写はこの日午前「PD手帳放映に対する説明会をしよう」というアン編成本部長の電撃提案で実現した。この間、PD手帳の放送中止原因が経営陣の‘事前試写’要求だっただけに、高位幹部らがキム社長の委任を受ける形式で折衷点を求め‘事前試写’が進行されたとMBC関係者は伝えた。参席者らは‘4大河川’編を見た後「大きな枠組みで放送をしても問題になることがない」という結論を下した。ただし、一部字幕とナレーション用語に対して注意を注ぎ、反論権が最大限に保障されるよう補強しろという幹部らの指摘があり、製作スタッフはこれを受け入れることに合意した。

だが‘4大河川’編の放送を速断するのはまだ早い。会社側はこの日午後6時に配布した‘PD手帳放送関連 文化放送 立場’という報道資料を通じ 「担当本部長の指示どおり修正、補完がなされれば、キム・ジェチョル社長がこれを見て放送可否を決めるだろう」と明らかにした。

イ・ジンスクMBC広報局長はこれに対し「社長の権限を委任された本部長が問題になる部分を修正、補完指示したとすれば、一寸の疑いがないように当然その部分を(社長が)確認しなければならない」として「確認方法はまだ決定されていない」と明らかにした。キム社長の事前試写要求が完全に排除されていないことを表わしたものだ。

PD手帳製作スタッフは、新しく入ってきた情報提供を土台に‘4大河川’編の内容を補強したと明らかにした。キム・テヒョンPD手帳責任PDは「先週の放送保留決定以後に4大河川事業と関連した最初の設計図が手に入り、これが運河段階の設計図なのかを分析する内容が含まれた」と話した。

一方、民主党など野6党と全国言論労組など560余の環境・言論・市民運動団体はこの日夕方7時からソウル、汝矣島の文化放送前で主催側推算5000人余りが参加した中でPD手帳‘4大河川’編放映を要求するロウソクのあかり文化祭を開いた。

キム・ジョンピル記者 fermata@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/media/436411.html 訳J.S