原文入力:2010-08-19午後10:04:05(1463字)
MBCチェ・スンホ担当PD
政府が放送を阻もうとするのは
‘秘密チーム’関連内容のためだろう
カン・ソンマン記者
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<文化放送>(MBC)‘PD手帳’のチェ・スンホ ディレクターは19日、キム・ジェチョル社長の指示で放送中止になった‘4大河川水深6mの秘密’編には「4大河川政策推進の連続性に支障を与えかねない内容が含まれている」と明らかにした。
‘4大河川’編を製作したチェPDはこの日<ハンギョレ>とのインタビューで 「政府が政策チームを運営する時は、チームの名前と構成員が誰なのかを公開して人事手順を踏まなければならないが取材の結果(当事者以外には)誰にも知らせなかった情況が明らかになった」と明らかにした。チームが長官が裁可した11月5日より一ヶ月ほど前に活動を始めた点も正常組織と見るのは難しい傍証だと付け加えた。事務室もやはり国土海洋部ではない漢江洪水統制室に用意された。国土部はこの日「‘秘密チーム組織’は虚偽事実公表」として法的措置を検討していると明らかにした。
彼は「秘密チームといっても問題がないのに、秘密という言葉を巡って(国土部側から)とても神経質な反応を示し会社自らの判断により秘密という言葉の代わりにTFという表現を使うことにした」と明らかにした。チェPDは国土部が放送を阻もうとするのは‘秘密チーム’運営内容と関連があると明らかにしたが、具体的取材内容は言葉を慎んだ。
チェPDは続けて「大統領府から派遣された浦項出身行政官2人が‘水深を深くしなければならない’‘6mはなければだめだ’という話をした」として「チーム内部で‘このようになれば大運河計画に行くという話を聞くほかはない’という異見が対抗して論難になりもした」と明らかにした。
チェPDは国土部が放送禁止仮処分申請をしたことに対しては「大統領府に誠意の表示をしている」と断定した。彼は「大統領の政策を批判する放送が報道されようとしているのに、所管部署の国土部が何もせずに手をこまねいているのは相当な負担になっただろう」として「国土部一人だけの決定ではなく、全て調整されたことではないだろうかとも思う」と不快な心境を吐露した。
チェPDは「取材過程で4大河川推進本部の幹部全てにインタビューしたし、放送前日も補充インタビューをするなど協力を受けることに問題がなかったが、放送予定当日に予告記事が出るや国土部の反応が極端に変わった」と根拠を提示した。
文化放送経営陣の‘放送保留’決定を巡り、チェPDは「今後‘4大河川’プログラムが放送されるまではPD手帳の別のプログラムを見られないだろう」とし「来週の放送が再び拒否されるならば、相当に大きな事態が広がるだろう」と警告した。
チェPDは「製作陣になぜ試写要求を拒否するのかと尋ねるより、キム・ジェチョルMBC社長になぜ試写を要求するのかと尋ねることが正しい」と明らかにした。彼は「社長が試写を要求するのは、ただ見るだけではない」として「何かを直そうとするはずなのに局長責任制に反する‘悪い’先例を作ることはできない」と話した。
キム・ジョンピル記者 fermata@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/media/435849.html 訳J.S