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北 ツイッターで宣伝…南 接続遮断‘冷や汗’

https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/435659.html

原文入力:2010-08-18午後07:40:44(1418字)
‘我が民族どうし’アカウント作り
‘労働新聞’論説などリンク
米 "ネットワーキング世界 進入 歓迎"

ク・ポングォン記者, クォン・テホ記者

最近北韓がツイッターとユーチューブ アカウントを作り、体制広報に出たことが分かった。
政府は北側の新しい宣伝攻勢に困惑している反面、米国は北側のツイッター開設に対し "歓迎する" という反応を示した。

ツイッターには去る12日、北韓が開設したと推定される‘我が民族どうし’(twitter.com/uriminzok)アカウントが生まれ、北韓祖国平和統一委員会(祖平統)が運営していると知られるホームページ‘我が民族どうし’の内容を伝播している。

18日現在、このアカウントを登録した人(フォロワー)は6000人余りであり、北韓祖平統が発表した談話と<労働新聞>の論説など14ヶの文がリンク形態で上がっている。ツイッターを通じて接続される我が民族どうしホームページでは、ツイッターとユーチューブ アカウントの開設事実が公示されており、インターネット接続遮断を迂回するためのプログラムもダウンロードできるようになっている。

統一部側は「該当ツイッターアカウントは北側の我が民族どうしが開設し運用している可能性が濃厚だが、確証する方法がなく関係機関に審議要請を行った状態」と明らかにした。先立って放送通信審議委員会は我が民族どうしサイトに対し国家保安法上の不法情報サイトと判断し接続を遮断してきた。

しかし、ツイッターは既存のインターネットアドレス(url)とは異なり、モバイルでアプリケーションを通じリアルタイムで疎通がなされるので接続遮断が実効を納めにくく、これはイラン・中国などで当局の検閲を突き抜ける手段として活用されてきた。

放送通信審議委のハン・ミョンホ チーム長は 「警察や国家情報院がツイッターアカウントを北韓で運営するものと確認し遮断を要請すれば閉鎖する方針」としつつ「この場合、該当ツイッターの内容を伝達(RT)する行為も国家保安法違反になる」と話した。

‘我が民族どうし’ツイッターアカウントは、開設初期には国内で接近が遮断されたコンテンツを上げて広報したが、18日からはインターネット短縮住所を使うなど国内接続が可能な‘迂回経路’を開設し韓国当局と鬼ごっこに出た状態だ。放送通信審議委側は「新しい迂回経路も遮断する」と明らかにした。

一方、フィリップ・クラウリー米国国務部スポークスマンは17日(現地時間)北韓がツイッターアカウントを開設し広報戦に出ていることに対し、自身のツイッターを通じて「北韓がツイッターとネットワーキングされた世界に入ってきたことを歓迎する」と明らかにした。
クラウリースポークスマンは「北韓当局がツイッターに加入したが、北韓住民たちのツイッター加入も許容する準備ができているか」と尋ねた後「隠遁の王国が一夜に変化することはないが、ひとまず一回テクノロジーが導入されれば閉鎖されはしないだろう」と話した。

ク・ポングォン記者、ワシントン/クォン・テホ特派員 starry9@hani.co.kr

原文: 訳J.S