原文入力:2010-08-17午後08:21:19(888字)
アン・ヒジョン忠南知事 批判… "近隣地主だけが利益"
ソン・インゴル記者
政府の4大河川事業に反対するという意向を明らかにしてきたアン・ヒジョン忠南道知事は17日 「4大河川事業は不動産開発事業のようだ」と批判した。
アン知事はこの日、出入り記者らとの昼食懇談会で「政府が4大河川再生事業を通じて洪水を予防し水質を浄化すると言うが、いくら考えてみても納得できない」として「4大河川事業は一言で言って親水空間造成を通じた不動産開発事業のようだ。名前を間違って付けたようだ」と皮肉った。
最近、錦山・燕岐・洪城郡を見て回ったアン知事は「4大河川賛成意見を出す開発委員会などの団体の面々を見てもそうだが、慶南を訪問した時にタクシー運転手に4大河川事業について尋ねたところ‘川の周辺に土地を持っている人々は笑い、土地のない人々は泣いている’と話すなど、世論を見てもそうだ」として「4大河川事業が推進される地域の近隣に土地を持っている人は大きな利益を期待して事業に賛成するだろうが、そうではない人にはこれと言った関心がないのが現実」と話した。
彼は「現在も傘下諮問機関の4大河川(錦江)事業再検討特別委員会が該当事業の問題点を綿密に検討しているので、意見が提示されれば来る10月初めに4大河川(錦江)に対する道の公式的な立場を出すだろう」と付け加えた。
忠南道4大河川(錦江)事業再検討特別委共同委員長のキム・ジョンミン政務副知事は「特別委が現在の区間別に詳細な調査を経て代案を用意している」とし 「アン知事個人が4大河川問題を提起すれば政治的懸案となって薄められる可能性もあるが、特別委の代案は忠南道民の立場であるので大統領府と政府および政界が予算を扱う国会で議論するものと期待している」と話した。
大田/ソン・インゴル記者 igsong@hani.co.kr
原文: 訳J.S