原文入力:2010-08-17午後10:45:54(1215字)
分化放送経営陣、放映2時間前に電撃保留
←キム・ジェチョル文化放送社長
<文化放送>(MBC)経営陣が17日夜‘4大河川プロジェクト’事業変更に大統領府と政府部署関係者が介入したという内容の‘PD手帳’を放映2時間余り前に電撃保留を決め波紋が生じている。
‘PD手帳’の‘4大河川水深6mの秘密’編は小規模自然型堰設置を中心にした‘4大河川再生プロジェクト’が運河に似た大型堰建設中心のマスタープランに変更される過程で、大統領府と国土海洋部関係者が参加した‘秘密チーム’が介入したという内容を扱っている。
文化放送労組関係者はこの日「経営陣が‘政治的に敏感な懸案に対して社長が試写しない限り放送はできない’という立場を明らかにした」と話した。
文化放送のあるディレクターは 「国土部がPD手帳放送を問題視するや放送2時間ほど前にキム・ジェチョル社長が主宰した理事会が該当番組の事前試写を製作スタッフに要求し、これに製作スタッフらは‘局長の責任下に試写を行ってあり弁護士諮問も受けているので問題ないという結論を得た’として保留要請を拒否した」と伝えた。
文化放送労組は「文化放送団体協約は製作自律性保障のために局長責任制で運営されているのにもかかわらず、社長の試写要求は製作自律性を侵害し団体協約に違反したこと」として「会社側が事前検閲を通じて不当に介入したことに対し明日臨時公正放送委員会を開き物理的対応も辞さない」と明らかにした。
これに先立ち国土海洋部はこの日、PD手帳放送についてソウル南部地方裁判所に放送禁止仮処分申請をしたが棄却された。ソウル南部地方裁判所は決定文で「国土部は‘4大河川水深6mの秘密’編に虚偽事実が含まれていると主張し、放送禁止を要求するが、記録だけでは上記プログラムの内容が公共の利益のためにならないとか、明確に真実ではないということに対する疎名が不足する」として申請を棄却した。
該当プログラムを演出したチェ・スンホ PDは<ハンギョレ>との通話で「国土部の仮処分申請も棄却され放送に全く問題がなかった」として「理事会の放送保留は前例のないことだ。会社が過去に退歩している」と話した。
反面、文化放送スポークスマンのイ・ジンスク広報局長は「国土部が秘密チームがなかったと主張し、仮処分申請まで出すというのに、MBCのすべての番組の最高責任者である社長と最高議決機構である理事会は事実関係が確認されない状態で放送するのは、また別の波紋を呼び起こすと見た」として「正確な放送をするための措置」と明らかにした。 イ・ムニョン記者 moon0@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/media/435540.html 訳J.S