韓国最高裁判所のチョ・ヒデ長官が、ノ・テアク前最高裁判事の後任人事についての大統領府の再提請(任命請求)要求には応じられないとの立場を示した。
チョ最高裁長官は22日、最高裁を通じて「(大統領府による最高裁判事候補の)再提請要請には応じられないことを表明する」と語った。最高裁は「大統領の国法上の行為は、首相および関係国務委員が副署した文書によって行われる」とし、「今回の再提請要請に関する文書としては、2026年8月28日付の『最高裁判事候補再提請要請』があるのみで、そこには再提請を求める具体的な理由、およびその憲法的根拠が記載されておらず、その他に再提請要請を正当化する具体的な憲法的根拠と理由を見出すこともできない」と語った。
これに先立ち、チョ長官は、ノ前判事の後任として大邱地方裁判所のソン・ボンギ部長判事を提請。大統領府は事前協議なき書面提出だったとして、先月28日に判事候補を改めて提請するよう求めていた。