原文入力:2010-08-15午後09:33:44(793字)
ソンチェ・ギョンファ記者
昨年、自ら命を絶った小・中・高生が前年より50%近く増え、初めて200人を超したことが分かった。
国会教育科学技術委員会所属のキム・チュンジン民主党議員が教育科学技術部から提出させ15日に公開した資料によれば、昨年 命を絶った小・中・高生は計202人で2008年(137人)に比べ47%増加した。小・中・高生の自殺者は2005年135人、2006年108人、2007年142人、2008年137人などだったが、昨年大きく増えて200人を越えた。
昨年自殺した生徒を学校級別に見れば、高校生が140人(69%)で最も多く、中学生が56人(28%),小学生が6人(3%)だった。
自殺原因としては、家庭不和・家庭問題34%(69人),うつ病・悲観13%(27人),成績悲観11%(23人),異性関係6%(12人),身体欠陥・病気3%(7人),暴力・集団いじめ2%(4人)等と把握された。特に自殺原因が‘その他’に分類された生徒、すなわち自殺原因が分からないケースが29%(59人)に達した。遺族と教師、友人等を通じて自殺動機を調査したが、普段の対人関係が円満で成績が悪くなく自殺理由を確定できない事例が少なくないということだ。
キム・チュンジン議員側は「生徒の自殺は家庭、学校、周囲環境が総体的にかみ合った状況で特定の事件が契機となり衝動的に起きる」として「理由の分からない自殺が29%にもなるという点で、より細心な関心と対策が必要だ」と指摘した。
ソンチェ・ギョンファ記者 khsong@hani.co.kr
原文: 訳J.S