原文入力:2010-08-12午後08:20:08(1056字)
2年前 科学技術評 秘密資金捜査の時、
陳述確保しながら処罰せず
検察、関連者 一部 略式起訴
ソンチェ・ギョンファ記者、ホン・ソクチェ記者
警察と検察が韓国科学技術企画評価院(KISTEP・科技評)の‘饗応・性接待事件’を捜査した際に、教育科学技術部高位公務員らがルームサロン接待を受け金品を授受した情況を確保しながらも、きちんと処罰しなかったことが明らかになった。
12日ユ・ソンヨプ議員(無所属)が公開した警察捜査記録によれば、警察は2008年に科技評の不法秘密資金造成疑惑を捜査する過程で教科部幹部らが饗応と現金を受け取った事実を確認した。
イ・某前科技評先任本部長は警察の調査で 「チョ・某科技評院長、オ・某対外協力チーム長、ナム・某(当時)科学技術部局長と江南○ルームサロンに行った事実がある」と述べた。カン・某前教科部局長も警察の調査で「2006年夏、○ルームサロンに行ったと記憶します。当時(私が)酒代を支払いませんでした」 と明らかにした。カン前局長は‘傘下機関からの金品・饗応授受が違法だと思うか’という警察の質問に「分かっている」と答えた。また、警察はナム前局長とチョン前局長が2006年と2007年に科技評職員らと海外出張に行った後、航空料などと別に各々130万ウォン、180万ウォンを受け取っていた事実も確認した。
だが、警察はこれを教科部監査室に通知することで捜査を終えた。警察は翌年、検察に事件を送検したが、これらの‘饗応授受’内容は除き、科技評職員など4人に対してのみ起訴意見を出した。警察が教科部幹部らを庇ったではないかという疑惑が提起される内容だ。国務総理室公職倫理支援官室が後でこの事件を再調査した後、関連者らの買春事実を指摘したが当時の警察は調査時にこういう部分を問い質すこともしなかった。
以後、検察は起訴意見で上がってきた4人の内、オ・某科技評チーム長とチェ・某協力業者代表だけ、各々1000万ウォンと500万ウォンの罰金で略式起訴した。ユ・ソンヨプ議員は「明白な不法を処罰しなかった以上、国政監査で疑惑を徹底的に問い詰める」と話した。
ソンチェ・ギョンファ、ホン・ソクチェ記者 khsong@hani.co.kr
原文: 訳J.S