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忠南道、4大河川堰・浚渫 初の再検討 協議 要請

原文入力:2010-08-04午後11:20:35(1416字)
中央政府に逆提案… "9月までに修正案準備"
民主党は‘錦江 8千余億ウォン節減’代案提示

チョン・ジンシク記者、イ・セヨン記者

←去る2日、忠南、公州市、錦江の4大河川事業区間で、錦江堰建設工事が真っ最中だ。 公州/連合ニュース

忠南道が論難となっている4大河川事業の堰建設と浚渫に対し再検討協議をしようと中央政府に公式要請した。4大河川事業と関連して地方政府が中央政府に再検討を協議しようと要請したのは初めてだ。民主党は堰建設と浚渫などをしない4大河川事業の代案を提示し、政府に政策変更を要求した。

キム・ジョンミン忠南道政務副知事は4日、記者会見を行い 「大統領が先月23日、16市・道知事との対話で、‘地方自治体が(4大河川事業と関連して)問題を提起すれば協議する’と約束したので、忠南道は9月末までに‘4大河川(錦江)事業再検討特別委員会’で意見を整理し、中央政府と協議する予定」と明らかにした。キム副知事は速度を調節し再検討を協議する懸案として「論難になっている堰の建設と大型浚渫」を挙げた。

これと共に忠南道は国土海洋部に△4大河川再検討特別委の調査に協力してくれること△国土部関係者が4大河川再検討特別委に参加することを要求する‘4大河川(錦江)事業関連協力要請書’を送った。キム副知事は「4大河川事業と関連して民意を取りまとめ予算を審議する国会で対話し合意して推進することが最も重要だ」と話した。

忠南道は国土部大田地方国土管理庁が先月30日、4大河川委託事業を継続するか尋ねたことに対し△錦江再生4ヶ工区は正常推進中であり△事業推進過程で既存計画に問題が発見されれば代案を用意し協議・修正推進すると明らかにした。4大河川再検討特別委ホ・ジェヨン共同委員長(大田大教授)は 「例えば4大河川錦江事業区間の中で錦山郡天内湿地は貴重野生動植物の宝庫なので工事を中断し、現在の事業計画を親環境的に修正しようと推進中」と話した。

これに対し国土海洋部4大河川再生推進本部ビョン・ジェヨン事業支援1チーム長は 「今後、地方自治体と議論が必要な事項に対しては持続的に協議していく」と明らかにした。

一方、民主党はこの日午後、国会で4大河川事業阻止特別委主催で記者会見を行い、4大河川事業の問題点を指摘し一次として錦江事業の代案を提示した。民主党特別委は「4大河川錦江事業で浚渫と堰設置、自転車道路建設、貯水池堤防嵩上げなど不必要な事業を中断すれば、工事収拾にともなう費用を勘案しても8245億ウォンを節約することができる」として「このお金で支流の整備と水質改善に必要な6904億ウォンを賄っても1341億ウォンが残る」と明らかにした。

パク・チウォン非常対策委代表委員は「民主党は4大河川事業の速度と時期を調整し、堰建設・浚渫を最小化した後、残る予算を福祉と教育に投じようということ」としつつ「政府与党は民主党が提案した4大河川検証特別委に早く応じなければならない」と話した。

大田/チョン・ジンシク記者、イ・セヨン記者 seek16@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/433558.html 訳J.S