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北 "南側西海訓練に対応打撃"

https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/433411.html

原文入力:2010-08-03午後08:49:43(1222字)
通告文書‘侵攻’規定…射撃 正面対抗の可能性 高い
中国 言論 "米 BDA式 制裁時は 北 3次核実験 憂慮"

ソン・ウォンジェ記者、パク・ミンヒ記者

北韓軍が3日、わが軍のペクリョン島など西海5島近隣海上射撃訓練計画に対し"強力な物理的対応打撃で鎮圧するだろう" と明らかにした。

北韓軍はこの日‘前線西部地区司令部’名義の通告文を通じ 「8月に入りペクリョン島、大青島、延坪島近隣水域で地上、海上、水中打撃手段を動員し行おうとする傀儡軍部好戦者による海上射撃騒動は単純な訓練ではなく、神聖な我々の共和国領海に対する露骨な軍事的侵攻行為」として、このように明らかにした。通告文は 「我々の自衛的な対応打撃が予想されることと関連して、西海5ヶ島近隣水域で漁船等を含むすべての民間船舶は逆賊牌党が設定した海上射撃区域に入るべからざることを事前に知らせる」と付け加えた。

南側は天安艦事件対応措置の一環として陸海空軍と海兵隊が参加する合同対潜水艦訓練を8月5~9日西海で実施し、この期間にペクリョン島と延坪島近海で艦砲・水中射撃およびK-9自走砲などの射撃が行われる予定だ。

合同参謀本部当局者は北韓の威嚇に対し 「すべての訓練は北方境界線(NLL)南側の我が海域で実施されること」とし「北韓はごり押し主張に先立ち天安艦襲撃事態を自分たちが犯したことを率直に認め謝らなければならないだろう」と話した。

北側は今年1月末、西海上での海上射撃期間を設定し、北方境界線北側海域で砲射撃訓練を行った経緯があり、今回も南側の軍事訓練に対応し砲射撃訓練を実施することがありうるという観測が出ている。また、西海側軍事基地で射距離120kmのKN-02地対地ミサイルや射距離95kmのシルクウォーム地対艦ミサイルなどの発射訓練をする可能性も議論されている。北側がこの間、韓-米連合軍事演習や南側軍の単独訓練に儀礼的に対応声明を発表してきたという点から今回もやはり‘言葉’に終わるだろうという見解もあるが、今回は‘対応打撃’を直接挙論したという点で実際に射撃訓練で正面対抗する可能性が高いという分析が優勢だ。

一方、中国の半官営通信<中国新聞社>はこの日、ロバート・アインホン米国国務部非拡散および軍縮担当特別補佐官が2日に明らかにした対北韓追加金融制裁内容を伝えながら 「一部分析家たちは米国が今回もマカオ バンコデルタアジア(BDA)に対し取った方式で北韓の経済団体に対するならば、北韓が激烈に反応し3次核実験で対抗すると憂慮する」と報道した。

ソン・ウォンジェ記者、北京/パク・ミンヒ特派員 wonje@hani.co.kr

原文: 訳J.S