原文入力:2010-08-02午後08:01:58(800字)
江南 風俗店 癒着疑惑 39人 懲戒しても…
ソク・ジンファン記者
江南の大型風俗店事業主と警察官らの癒着疑惑を捜査してきたソウル地方警察庁が、警察官39人を懲戒することを決めた。だが、疑惑に火が付き6ヶ月を越えて警察は事業主と警察官の間の電話通話の事実を把握しただけで、金品授受や具体的な不正行為は明らかにできていない。
ソウル地方警察庁は2日、風俗店事業主イ・某(38)氏と通話した警察官63人を監察調査し、この内6人を罷免または解任し、33人は減給・けん責などの措置をとることにしたと明らかにした。
監察調査でイ氏の店があるソウル,江南区、論峴洞管轄地区隊に勤めていたK警査(訳注:巡査部長相当)は昨年3月9日から1年間にイ氏と400回以上の通話をし、特に不法営業申告が入ってきた直後に通話が集中していたことがわかった。監察対象者の中で21人は単純な業務上の通話と確認されたと警察は明らかにした。今回、監察対象となった警察官らは大部分‘風俗店側と接触する際、あらかじめ申告をしたり過去に接触した事実を自主的に申告しなさい’という内部規定に違反したという理由で懲戒を受けることになった。
先立って警察は、イ氏を2000年からソウル、北倉洞と江南一帯で風俗店13ヶ所を運営し、税金42億6千万ウォン余りを脱税し未成年者を雇用し売春を斡旋した疑惑で去る6月に拘束した。警察はイ氏がその間一度も立件されなかった背景には警察と関連公務員の保護があったと見て捜査したが、現在まで特別な成果を出せずにいる。
ソク・ジンファン記者 soulfat@hani.co.kr
原文: 訳J.S