原文入力:2010-07-27午後08:01:04(827字)
リビア、諜報活動疑惑で韓国要員 追放
イ・ジェフン記者
駐リビア韓国大使館所属の国家情報院要員が北韓関連情報収集活動を行いリビア当局の問題提起により先月18日に追放され帰国したことが遅れて確認された。
韓国政府はこの問題で火が付いたリビア政府との外交葛藤を解決するため、去る6~13日イ・サンドク ハンナラ党議員を大統領特使として派遣し1次交渉を行い、去る20日には国家情報院代表団を現地に派遣し追加交渉を行っている。リビア政府が先月24日から駐韓国リビア経済協力代表部の領事業務を公式通知なしに中断し、先月15日にはリビア大学4年生の韓国人宣教師 コ・某氏を宗教法違反疑惑で逮捕し調査していること等も最近の両国外交葛藤と関連した‘外交的抗議’の一環と解説される。
韓国-リビア関係に明るい外交消息筋は27日 「駐リビア大使館情報業務担当職員が、その活動についてリビアの国家安保に危害を加えたという理由でリビア政府から先月15日‘ペルソナ ノン グラータ’(忌避人物)通知を受け、先月18日に帰国した」と明らかにした。この消息筋は「該当職員はリビア内で北韓関連、防衛産業関連の合法的な情報収集活動をしてきたが、リビア政府側で誤解をしたようだ」と話した。だが、リビア政府は追放された国家情報院要員がムアマル カダフィ国家元首およびその子息と関連した諜報活動を行ったと把握し問題を提起したとリビア現地言論らは報道した。
これと関連して政府当局者は「この懸案が両国関係に否定的影響を及ぼさないよう円満な早期解決のために最善を尽くしている」と明らかにした。
イ・ジェフン記者 nomad@hani.co.kr
原文: 訳J.S