本文に移動

‘職務遺棄’疑惑で起訴されたキム・サンゴン教育長‘無罪’

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/432246.html

原文入力:2010-07-27午後03:25:19(832字)

 時局宣言教師たちに対する懲戒を留保した疑惑(職務遺棄)で不拘束起訴されたキム・サンゴン京畿道教育長(60)に対し、無罪が宣告された。1審裁判所がキム教育長の職務遺棄疑惑を認めなかったことにより、キム教育長は2審宣告まで職務を継続することができることになった。

 水原地裁刑事11部(裁判長 ユ・サンジェ部長判事)は27日、時局宣言を主導した全国教職員労働組合京畿支部執行部14人に対する検察による起訴処分を通報されても1ヶ月以内に懲戒議決を要求しなかった疑惑で不拘束起訴されたキム教育長に対し無罪を宣告した。地方自治法第111条1項3号には自治体長が禁固以上の刑を宣告され刑が確定されない時、副団体長が権限を代行すると規定している。したがってキム教育長はこの日から2審判決まで道教育委員長の職務を継続することができるようになった。

 先立って水原地検公安部(ビョン・チャンフン部長検事)はキム教育長に懲役10月を求刑した。検察は当時「時局宣言は公務員法に違反し、明白な懲戒理由であるのにキム教育長が懲戒を留保したことは裁量権を逸脱・乱用したこと」と主張した。これに対し、キム教育長は最終陳述で 「表現の自由という憲法的価値を守ることは教育首長としての責務」として 「教師たちの懲戒は裁判所の最終判断まで待つことが望ましいと考えたことであり、裁判所が賢明な判断を下して下さるように願う」と話した。この日の公判に先立ち‘キム・サンゴン教育長弾圧阻止と民主的教育自治守護のための共同対策委員会’は父母と市民3768人が署名した‘キム・サンゴン無罪嘆願書’を裁判所に提出した。

 eニュースチーム

原文: 訳J.S