原文入力:2010-07-24午後12:21:30(1474字)
民間人査察 イ・ヨンホ氏 労使政委員長交替にも 介入疑惑
ホン・ジュンピョ "あきれて駄目だと言ったが、結局辞退させたよ"
民間人不法査察波紋に介入した疑惑を受け辞退したイ・ヨンホ前大統領府雇用労使秘書官が、去る2008年‘ロウソクのあかり政局’にともなう改閣の時、法律により任期が保障された‘経済社会発展労使政委員長’を野党核心要人と親しいという理由で交替させる作業を主導したという証言が出てきた。このために当時、与党院内代表が出てイ秘書官の人事専横を指摘し解任を要求したが、受け入れられなかったことが明らかになった。
労働関係機関のある前職幹部は23日「2008年春からイ・ヨンホ当時秘書官が‘キム・ソンジュン労使政委員長が李明博大統領と大統領選挙で正面対立したチョン・ドンヨン議員と政府に批判的な発言をたびたびしたシン・ギョンミン文化放送アンカーと友人なのに、そういう人を労使政委員長として置いておくことはできない’という発言を公然として辞退圧力を加えた」と明らかにした。
ホン・ジュンピョ当時ハンナラ党院内代表もこういう事実を確認した。ホン議員は「院内代表になった後、間もない時期だったが、イ・ヨンホ秘書官が‘労使政委員長がチョン・ドンヨン議員と親しい問題人物であり切らなければならない’と主張しているという話が聞こえてきた」として「その話を聞いて、あまりにもあきれて‘駄目だ’と言ったが、結局 辞退をさせたよ」と当時の状況を説明した。ホン議員は「それで私が党-政-大統領府会議などで当時、イ・ヨンホ秘書官を辞退させなければなければならないと要求もした」と付け加えた。
労働部次官出身のキム・ソンジュン前労使政委員長は参与政府最後の年の2007年9月に労使政委院長に選任された後、李明博政府スタート直後の2008年3月「政府が変わったので信任を問うことが必要だ」として辞意を表明したが、交替させられなかった。そうするうちにその年7月7日、いわゆる‘ロウソクのあかり政局収拾改閣’で電撃交替させられた。当時、改閣対象は農林水産食品部長官など全て長官たちだったので、労使政委員長交替は意外という反応があった。労使政委員長は、大統領が委嘱するが法律で2年任期が保障された席だ。労使政委員会関係者は「キム委員長が2008年7月初め、出入り記者たちと食事しながら‘今後、労使政委をよく助けてくれ’と話した後、その日の午後 突然に大統領府人事主席から辞退電話を受けた」と伝えた。
これに対しキム・ソンジュン前委員長は 「イ・ヨンホ前秘書官が直接私に辞退を勧めたことはなかった」としつつも 「ホン・ジュンピョ議員が大統領に強力に私を推薦したが、イ前秘書官が(私が) ‘チョン・ドンヨンの友人だから駄目だ’という話をして回っているという話は聞いた」と話した。労働部出身のある労働界代表者は「大統領府労働秘書官は労使問題調整、働き口作り、勤労基準関連業務を支援するために作った席なのに、イ秘書官は本来の業務から抜け出し与党代表にまで長官級委員長の解任を要求する程に絶対的な人事専横を振り回した」と話した。 チョン・ヒョクチュン、シン・スングン記者 june@hani.co.kr
原文: 訳J.S