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咸安堰・梨浦堰 占拠籠城 二日目…政治家・市民 相次ぎ 支持訪問

原文入力:2010-07-23午後11:00:55(1354字)
環境運動家・宗教人など‘断髪’

←環境団体会員たちがクレーン上で高空籠城を行っている慶南、昌寧郡、吉谷面の咸安堰周辺で23日、パク・チャンギュン天主教馬山教区神父が4大河川事業の中断を要求し断髪している。髪を切っている人は洛東江禅院長のチャフン僧侶だ。 昌寧/連合ニュース

全国環境運動連合幹部たちが占拠籠城を行い2日目を迎えた漢江,梨浦堰と洛東江咸安堰工事現場には23日‘4大河川事業中断’を要求する市民と市民団体活動家らの支持訪問が相次いだ。環境運動家と宗教家の断髪示威と市民のろうそく集会も広がった。

23日午前、パク・チャンギュン神父(洛東江生かし慶南本部代表),チェ・セヒョン 晋州環境運動連合議長、キム・ソクポン環境運動連合共同代表が慶南,昌寧郡、吉谷面の咸安堰建設現場で4大河川事業の中断を要求し断髪した。これらの人々は断髪に先立ち 「環境運動家たちが咸安堰クレーンを占拠したことは4大河川事業中断を促す国民の心を集めるための切実な行動」として「これ以上遅くなる前に李明博大統領は4大河川事業を中断し、代案を探すための全社会的機構を構成しなさい」と要求した。

釜山・慶南市民社会団体会員と市民60人余りは、前日に続きこの日の夕方にも咸安堰建設現場前でろうそく集会を開いた。26日からは毎日午後3時に現場で時局ミサを開く予定だ。

京畿道、驪州郡、大神面の梨浦堰建設現場にはこの日、ホン・ヒドク、ユ・ウォンイル、キム・サンヒ議員など政治家と八堂農民、大学生、青少年など60人余りの支持訪問が相次いだ。市民団体活動家と会員たちは毎晩8時、梨浦堰現場前でろうそく集会を開く。キム・ジョンナム環境運動連合事務総長は「よほどのことでなければ環境運動家たちがここまでするか」とし「今や大統領が対話に出てこなければならない」と話した。驪州では25日、4大河川事業中断要求驪州市民集会に続き、26日には仏教・キリスト教・天主教・円仏教など4大宗教の連合祈祷会が開かれる予定だ。

梨浦堰の床板を占拠し籠城中のパク・ピョンス高陽環境連合執行委員長は<ハンギョレ>記者との通話で 「籠城者などが風雨を凌げる準備ができないうえに、雨が降る時に雷に打たれる危険に露出している」としつつも「私たちの要求が貫徹されるまで籠城を解かない」と話した。

一方‘4大河川事業阻止汎国民対策委’はこの日、ソウル、世宗路、政府中央庁舎前で記者会見を行い、「政府は法定洪水期だけでも工事を中断し、国会・市民社会とともに対話・討論して代案を探さなければならない」と明らかにした。チェ・ヨル環境財団代表など各界要人で構成された‘4大河川事業の新しい解決法のための77人の集い’も「大統領が決断し工事を一時中断して、国民的対話機構を構成しなければならない」と主張した。
昌寧/チェ・サンウォン、パク・ギョンマン、ナム・ジョンヨン記者 mania@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/431832.html 訳J.S