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日本,自衛隊、東海 韓・米合同訓練 参観

原文入力:2010-07-23午後10:46:21(948字)
将校 4人、米空母 乗り
韓半島 近海訓練 初 参加
北・中 刺激する憂慮

クォン・ヒョクチョル記者

日本の自衛隊大佐など将校4人が25~28日、東海で実施される韓-米連合訓練を2日間参観する。韓半島近海の韓国単独または、韓-米連合訓練に日本自衛隊が参観したり参加するのは今回が初めてだ。

国防部高位当局者は23日 「日本自衛隊が韓-米連合訓練参観を要請し、韓-米間の協議の結果、この要請を受け入れることにした」と明らかにした。この高位当局者は「日本自衛隊将校4人が米核推進航空母艦であるジョージ・ワシントン号に乗り、二日間の訓練を参観する」として「言葉どおり参観であるので自衛隊将校が訓練に参加するのではなく見守るだけだ」と話した。彼は自衛隊参観の背景に「韓国と米国、日本が北韓のミサイル・核など軍事脅威に対する認識を共通にしている」として 「韓-米-日共助の良い契機」と意味を付与した。

これは中国が西海はもちろん東海上での韓-米連合訓練にも鋭敏に反応する中でなされたことであり、今後の中国と北韓側の反応強度により韓半島情勢の追加緊張の可能性がある。

さらに今年は韓-日強制併合100周年であり、日本自衛隊の訓練参観は国内的にも大きな論難を呼びかねない。こういう指摘に対し、国防部当局者は「韓国海軍と日本の海上自衛隊は遭難船舶発生時の共同対処能力を高めるための人道主義的目的で1999年から韓-日捜索及び救助訓練を実施している」として「ハワイ近海で開かれる環太平洋合同軍事訓練(リムパック)にも日本の海上自衛隊と韓国海軍が参加している」と話した。日本自衛隊の韓-米連合訓練参観に大きな意味を持たせる必要はないという説明だ。

韓-米が25日から28日まで実施する東海連合訓練には米国の最新鋭F-22戦闘機4機と空母ジョージ・ワシントン号、アジア最大輸送艦の独島艦(1万4000t)等が参加する。

クォン・ヒョクチョル記者 nura@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/431834.html 訳J.S