原文入力:2010-07-19午前09:03:21(1080字)
6者会談 早期再開‘否定的’
"天安艦事態 回避 活用 遺憾"
イ・ジェフン記者
ユ・ミョンファン外交通商部長官は18日「北韓の前提条件がついている6者会談は議論する時点でない」と明らかにした。
ユ・ミョンファン長官はこの日<韓国政策放送>(KTV)政策対談に出演し 「北韓は平和協定問題を議論してこそ北韓の核問題を議論でき、対等な立場で6者会談をしようということだが、これは2次核実験にともなう国連安全保障理事会(安保理)の制裁決議1874号を無力化してくれという要求」だとし、このように強調した。ユ長官は 「北韓が突然6者会談の話を取り出すのは天安艦事態に対する世界の関心を免れ、回避しようとする口実として6者会談を活用しようとするものではないかと考えられ、非常に遺憾だ」と話した。
ユ長官のこういう言及は6者会談早期再開議論に韓国政府が否定的であることを示唆したものと分析される。韓・米両国政府は21日にソウルで開かれる第一次韓-米外交・国防長官(2+2)会議で、6者会談問題なども協議する予定だが、米国側が韓国のこういう否定的態度にどんな反応を示すかが注目される。カット キャンベル米国国務部東アジア太平洋担当次官補は15日(現地時間)会見で「正しい環境の下で北韓と向かい合い座って対話する準備ができている」と明らかにした経緯がある。
先立って北韓は国連安保理の天安艦関連議長声明採択翌日の10日<朝鮮中央通信>記者との会見で「平等な6者会談を通じて平和協定締結と非核化を実現するための努力を一貫して傾けていくだろう」と明らかにし、泰剛中国外交部スポークスマンも‘6者会談の早急な再開’を繰り返し強調してきた。
これに伴い、6者会談早期再開可否は韓・米の‘2+2会議’および、23日にベトナム、ハノイで開かれるアセアン地域フォーラム(ARF)を契機とする6者会談当事国外交長官間の調整結果により枠が決まる展望だ。
ユ長官は今回のアセアン地域フォーラム議長声明に、天安艦関連内容を含める問題と関連して「大きな意味があることではない」として「議長国が双方の意見を中立的な立場でそのまま表記する場合があり、過大解釈されるのは良くない」と話した。
イ・ジェフン記者 nomad@hani.co.kr
原文: 訳J.S