原文入力:2010-07-16午後08:06:52(1134字)
ハンナラ、18代総選挙時 開発約束で‘いい目’見た恩平乙
若年層 入居者多く‘ニュータウン通念’破り状況逆転
コ・ナム記者
歴代選挙でニュータウンはハンナラ党の‘票田’だった。ニュータウンとして開発され高層アパートが入りさえすればハンナラ党優勢地域に変わりもした。利益を得たハンナラ党は18代総選挙の時、先を争いニュータウン開発を約束し、かなりの効果も得た。だが、7・28補欠選が行われる恩平乙ニュータウンでは事情がまったく違う。
イ・ジェオ ハンナラ党候補は15~17代総選挙で連続3選する間、恩平ニュータウン核心地域である津寛洞で2位候補より1.5倍以上の得票をした。そんな津寛洞が変わった。去る6・2ソウル市長選挙でハン・ミョンスク民主党候補は6134票、オ・セフン ハンナラ党候補は5708票を得た。
来年入居が終えられる恩平ニュータウン事業は津寛洞、旧把撥洞一帯349万5248㎡に住宅1万6172戸を供給する大開発事業だ。津寛洞住民センターの説明を総合すれば、入居が終わった1地区と2地区に各々4714世帯と4641世帯が新しく入居した。90%近くはかどった状況だ。
工事が真っ最中だった2007年の大統領選挙時は、選挙人数が2643人まで減ったが16日現在の津寛洞の選挙人数は2万2355人に増えた。戻ってきた有権者の中で15~17代国会議員選挙当時に暮していた居住者はあまりいないと分析される。ハンナラ党、民主党、民主労働党と地域市民団体‘分かち合いと未来’は原住民再定着率を15%内外と推定した。有権者構成が以前とは完全に変わったという話だ。
変わった津寛洞の票心は恩平ニュータウンのアパート坪数とも無関係でなく見える。恩平区庁の資料によれば、賃貸アパート(4835戸)と専用面積85㎡(25.7坪)以下の中小型(5709戸)が総供給量の65.2%だ。分かち合いと未来のイ・ジュウォン局長は「賃貸住宅と中小型坪型が多く、新しい入居者たちが相対的に若く与党に一方的に有利ではないだろう」と話した。
ハンナラ党のある当局者は「津寛洞は本来イ・ジェオ候補の票田であったが、ニュータウンが開発されて雰囲気が変わった」とし「恩平ニュータウンは本当に苦しい。特に1地区は(イ・ジェオ候補が)何の話をしても反応がない」と話した。コ・ナム記者 dokko@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/430739.html 訳J.S