原文入力:2010-07-15午前08:24:39(760字)
人権教育講師が‘拷問’に言及するやヤジ飛ばす
ホン・ソクチェ記者
拷問捜査で物議をかもしたソウル、陽川警察署で人権教育を始めた講師が、教育中にヤジを受けた事実が14日明らかになった。
人権団体と警察の説明を総合すれば、オ・チャンイク人権連帯事務局長は去る7~8日の2日間、ソウル、陽川警察署で特講を行った。初日の講演は警察幹部と取材陣が参加したためか、別に過不足なく進行された。
だが、陽川署の職員の半数が参加した2日目の講演で、一部警察官らがオ局長に向かい‘拷問するのを見たのか’として当てこすった。他の職員らが呼応し手を叩き、オ局長が‘このような形ならば講義を継続できない’と言うと、一部職員は‘難しければ出て行け’と話した。オ局長は講堂出入り口まで出て行き、他の職員らが止め再び講義を進めた。
オ局長は「一部職員が‘なぜ他人の機関にきて拷問という極端な表現を使うのか’、‘拷問ではなく、ただの苛酷行為だ’と主張し、別の職員らが拍手で呼応した」と伝えた。
彼は続けて「検察と国家人権委、言論が全て‘拷問’と言っているのに、警察だけが拷問ではないと主張するのは危険な認識」として「警察が本当に過ちを犯したと考えていない状況で、一回だけ教育しただけでは問題は解決しないという気がした」と話した。
イ・ジェヨル陽川署長は「意見は違うこともあり、誰でも自分の意見を言うことはできるのではないか」と話した。
ホン・ソクチェ記者、連合ニュース forchis@hani.co.kr
原文: 訳J.S