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米‘天安艦’追加 対北韓制裁 留保

https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/430379.html

原文入力:2010-07-14午後07:19:52(967字)
国務部 "安保理決議履行が焦点"…北の態度により強度調節する公算

米国が国連安全保障理事会の天安艦関連議長声明の発表以後に出すと発表された独自の追加対北韓制裁措置を留保する方針だと知らされた。これは米国が‘天安艦出口戦略’を検討していると見ることができる。

米 国務部高位当局者は13日(現地時間)「我々はこの間、国連安保理決議1874号の履行に焦点を合わせてきたし、現在も同じこと」とし「現在また別の追加措置が必要だと評価する時点かは分からない」と話した。これは安保理議長声明発表以前、国外資産凍結、金融制裁強化など、多様な独自制裁方案を準備中という強硬姿勢とは差が大きい。ワシントン外交消息筋は「今は北韓が国連安保理議長声明で表出された国際社会の対応にどのように反応するか見守らなければならない時点」としつつ 「米国が追加制裁方案を発表しそうではない」 と伝えた。

これは米国が国連安保理議長声明の導出過程で中国との折衝を通じ国際社会の合意を引き出した時点で、米国が別途の対北韓追加制裁をすることは適切でないという判断をしたものと見られる。米国は中国の反発を憂慮し、韓-米合同訓練も韓国と米国の外交・国防2+2会談以後に延期する方案を望んでいると伝えられている。また、北韓が6者会談復帰を示唆しており、北韓の態度を見守りながら今後の韓半島戦略を推進するという点を示唆したものだ。

米国はこの間、公式的には対北韓追加制裁に強く言及したが、北韓の核実験以後すでに強力な対北韓制裁が進行中であり、追加制裁の実効性が落ちる上に、実際に実践に及ぶかについても疑問が多かった。しかし米国は追加対北韓制裁カードを完全にしまうのではなく、北韓の態度を見守りながら決めるという方針だと知らされている。一種の硬軟両面戦略を使うためだ。一方、外交部当局者はこれと関連して「米国政府の両者次元対北韓措置は今も検討中であり、韓-米間も緊密に協議している」と話した。

ワシントン/クォン・テホ特派員 ho@hani.co.kr

原文: 訳J.S