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漢江本流にも‘石綿石材’

原文入力:2010-07-14午後07:36:55(1184字)
忠州8工区現場 大量使用
提川15工区に続き 再び確認
市民団体、捜査依頼へ

オ・ユンジュ記者

←忠北、忠州市、金加面の4大河川再生事業 漢江8工区(忠州2地区)工事現場に12日、1級発ガン物質の石綿が含まれた石材が長く積まれている。環境保健市民センター提供

漢江本流の4大河川工事に1級発癌物質の石綿含有石材が大量に使われたことが分かった。

環境保健市民センターと提川環境運動連合、清州,忠北環境運動連合、韓国石綿追放ネットワークなどは14日午前、忠州市、金加面、遊松里の4大河川再生漢江8工区(忠州2地区)工事現場で記者会見を行い、「南漢江本流の漢江8工区4大河川再生工事に石綿汚染石材を大量に使っている」と明らかにした。これらの人々は「環境保護国民運動本部 忠州支部などの情報提供により漢江8工区現場から石材試料20ヶを採取し顕微鏡と成分分析器などで調査した結果、16ヶから1級発ガン物質であるトレモロライト石綿が検出された」として「現在までに25tトラック60台以上の石綿汚染石材が漢江8工区の4大河川工事現場に供給されたと推定される」と付け加えた。

これに先立ち去る12日、提川市、水山面の4大河川事業漢江再生15工区(提川地区)忠州湖,玉筍峰地区生態河川事業現場でも石綿石材が使われていることが明らかになった。

これに対し漢江8工区工事現場パク・ホンギュ所長は「6~8日に監理団の承認を得て提川S石材から石材1500tを持ってきて工事現場に積んだ」とし 「実際使用はしておらず石綿含有石材は全てS石材に返却する計画」と話した。

工事現場ではこの日午後から搬入された石綿含有石材を搬出する作業が始まった。しかしこれら現場では飛散塵埃防止剤散布、安全膜設置、防塵服着用など指定廃棄物(石綿)処理要領に従わず、石綿石材搬出・入過程で4大河川工事現場周辺が汚染されるという憂慮を引き起こしている。

チェ・イェヨン環境保健市民センター所長は「提川ではすでに石綿が含まれた石材で20~30m程度の堤防を築き、忠州でも一部石材が水の中に沈んでいるなど、4大河川事業に石綿石材が大量に使われたことを確認した」として「すでに使われたものは全て除去し適切な手続きにより廃棄しなければ汚染を防げない」と話した。

清州,忠北環境運動連合など環境団体らは15日午後、S石材と提川・忠州地区4大河川事業施行社および監理団、工事を発注した忠北道などに対し清州地検に捜査依頼する計画だ。

清州/オ・ユンジュ記者 sting@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/430390.html 訳J.S