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‘パク・ヨンジュン辞退論’ 与党で公式化

原文入力:2010-07-12午後07:56:41(1749字)
ホン・ジュンピョ "非公式組織 手術必要…チョン総理も退くべき"
チョン・ドゥオン "本質は側近 人事介入…権力闘争ではない"
チョン・ドゥオン記者会見 途中で涙 "私がどれほど苦しかったか"

シン・スングン記者,イユ・チュヒョン記者

←チョン・ドゥオン ハンナラ党議員が12日午前、ソウル、汝矣島の党事務所で記者懇談会を開き、ヨンポ会と先進国民連帯の人事介入論難と関連した話をしている間 「私がどれほど苦しく孤独だったか分かりますか?」 と話し泣きわめいている。 パク・ジョンシク記者 anaki@hani.co.kr

民間人不法査察およびヨンポラインなど非公式組織の権力専横疑惑に対する根本的な手術を要求する声がハンナラ党から溢れでた。チョン・ウンチャン国務総理と共に疑惑の中心人物として指定されたパク・ヨンジュン総理室国務次長の辞退要求も公式化された。
ハンナラ党代表選挙戦に出馬したホン・ジュンピョ前院内代表は12日、民間人査察、ヨンポゲート疑惑などに対して 「癌の塊りをえぐり取らずに持っていると肉になるのか。誤った部分は手術し決然と正面突破しなければならない」 として「チョン・ウンチャン総理は辞退して、パク・ヨンジュン国務次長ももう退かなければならない」 と話した。

ホン前院内代表は記者懇談会を自ら要望し「総理室(イ・インギュ)公職倫理支援官が行った仕事を総理が知らなかったとするなら、総理はカカシに過ぎず、知っていたとすれば法的・政治的責任を共に負わなければならないが、総理が現在まで言葉がないのは遺憾なこと」 と話した。

また、彼は 「パク・ヨンジュン(国務次長)が先進国民連帯をしながら大統領選挙当時に多くの人の責任を負っており、公企業監査や多くの所に就職させた」 としながら 「この問題が勃発したことを取り繕いで済ませたら他の問題がさく烈しかねない」 と付け加えた。

ソウル恩平乙区再選挙に出馬したイ・ジェオ前国民権益委員長もこの日<平和放送>ラジオとのインタビューで「査察をしなければならない位置にいない人々が不法的に民間人を査察したとすれば、それは有り得ないことで、特定人脈が権力を思うままにすることも有ってはならないこと」 と話した。

全党大会に出馬したチョン・ドゥオン議員もこの日、記者懇談会を開き「事態の本質は大統領府と政府内非公式組織の存在と不法行為であり、側近の不当な人事介入」 としつつ「これを権力闘争に追い立てるのは本質を曇らせること」 と話した。チョン議員は「すでに大統領府で(この事件の)本質を把握し(関連者に対する)処罰手順を踏んでいる」 と主張した。

しかし、疑惑の当事者に指定された人々は反発した。パク・ヨンジュン国務次長は大統領府一角で議論されている自身の辞退説に対し「誰か内部でいたずらをする人がいるようだ」 として「事実無根」 と一蹴した。

チョン・ウンチャン国務総理はこの日、総理室幹部らとのティータイムで民間人不法査察に対し「私が赴任する前だが、かんばしくない懸案が起きて真に遺憾だ」 として「今回のように法と制度上与えられた権限以上を行使するのは大きな問題で、徹底した調査とそれに相応する措置が必要だ」 と話した。

パク・チウォン民主党院内代表はこの日‘ヨンポゲート真相調査委員会’ 会議で「民主党は ‘パク・ヨンジュン-イ・サンドク ライン’ に継続注目しているということを明らかにする」 と話し、疑惑の背後に大統領の実兄であるイ・サンドク議員を挙論した。パク院内代表は引き続き「李明博大統領は大統領府大統領室・内閣の人的刷新に先立ち、今現在 問題になっている要人を直ちに問責・解任しなければならない。辞表を出したイ・ヨンホ秘書官一人で(この事件を)整理しようとしてはならない」 と話した。
シン・スングン,イユ・チュヒョン記者 skshin@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/430018.html 訳J.S