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チョン・ジェスン教授 "書籍 番組、進歩的知識人多く登場したという理由で廃止"

原文入力:2010-07-11午後10:23:38(1243字)
2009年初 放映終了 ‘TV, 本を語る’ ブラックリスト疑惑 拡散

クォン・クィスン記者

←チョン・ジェスン カイスト教授

放送人キム・ミファ氏が初めて提起した<韓国放送>(KBS)の ‘ブラックリスト疑惑’ が2009年初めに突然廃止された ‘TV, 本を語る’ 側に広がっている。

チョン・ジェスン カイスト教授は11日、自身のツイッターに ‘TV、本を語る’ の急な廃止が ‘ブラックリスト’ と関係がなくはないという内容の文を載せた。彼は2008年末にこのプログラム担当ディレクターとの通話内容に言及し、「私が諮問した ‘2009年新年特集 ダーウィン200周年人類誕生の進化’ パネラーたちを含め、最近2週間 ‘本を語る’ 番組に進歩的知識人たちがたくさん登場したという理由と言いました。その中にはチン・ジュングォン先生も含まれていました」 と書いた。

チョン教授は続けて「秋の改編の時、新しいM.C.(進行者)に変わって2ヶ月にもならずに ‘来週お目にかかります’ という挨拶の言葉をした2009新年特集プログラムを最終回として、正規改編でもない1月初めに最後の放送をすることになった」 とし「上層部ラインの ‘落下傘式放送介入’ はプログラムの質を落とし、ディレクターと作家の方々を含む製作スタッフを自己検閲と自己恥辱感に陥れ、視聴者を幻滅させた」 と指摘した。地上波放送内で唯一の書籍専門番組だったこの放送が、2009年1月1日に突然廃止され、当時出版界と愛聴者たちは復活を促すこともした。

先立ってチン・ジュングォン氏は去る7日「‘来週 お目にかかります’ と言って、永遠にお目にかかれないことになりましたよ」 とツイッターに上げた経緯がある。これに対し韓国放送は翌日チン氏の主張が「虚偽ねつ造」 として2009年1月1日の最終回画面に放映終了されるという字幕と映像が出たと反論し、チン氏は「その日の録画現場ではプログラムが廃止されるという話はなかった」 とツイッターで再反論し論難が加熱した。

一方、韓国放送内部でも2008年11月プログラム改編以後 ‘出演者取り締まり’ が激しくなったという証言が出てきている。複数の韓国放送ディレクターらの話を総合すれば、経営陣が2008年末に時事プログラム進行者と出演陣リストを集合し、所属と指向を点検したということだ。あるラジオ ディレクターは「先任ディレクターたちが出演陣目録を集めてあげ、以後は進歩的指向の人物がデスク ラインでフィルタリングされた」 と話した。

クォン・クィスン記者 gskwon@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/429795.html 訳J.S