原文入力:2010-07-09午前08:24:48(936字)
‘左遷’ イ・グァンウ 勤務終えてソウル庁課長として華麗なる復帰
ソン・ホジン記者
2年前、ハン・サンリュル前国税庁長の ‘ゴルフロビー疑惑’ にかかわった国税庁職員が国務総理室公職倫理支援官室に勤めていた事実が8日明らかになった。
民主党 ‘ヨンポ ゲート真相調査特別委’ はこの日 ‘ゴルフロビー疑惑’ の集いに参加し左遷されたイ・グァンウ ソウル地方国税庁調査1局調査3課長が2009年7月から先月まで約1年間、公職倫理支援官室に派遣勤務をしていたと明らかにした。イ・グァンウ課長は2008年12月25日、当時ハン・サンリュル国税庁長が李明博大統領の実兄であるイ・サンドク議員と近い議員、地域企業家らと慶州でゴルフをする際に同行した。これらは同じ日にイ大統領の相婿シン・キオク氏などと夕食もした。この ‘クリスマス ゴルフ会合’ はハン庁長がイ・サンドク議員側とイ大統領親戚に寄り添い人事請託したのではないかという疑惑を買うなど物議をかもした。
結局、ハン庁長は昨年1月に退陣し、イ・グァンウ課長もこの問題のために寧越署長に左遷された。しかしイ課長はペク・ヨンホ庁長の就任直後に断行された人事で6ヶ月ぶりに本部待機発令形式でソウルに復帰し、直ちに国務総理公職倫理支援官室に派遣された。イ課長は民間人不法査察で問題となった公職倫理支援官室を経て去る6月人事でソウル地方国税庁として華麗に復帰した。
これに対し、国税庁関係者は 「そちら側(公職倫理支援官室)で国税庁の人員一人に来て欲しいという話があり、イ課長もそのような仕事をすることになるということを知って行ったものと理解している」 と話した。民主党特別委関係者は「与党の実力者に対するロビー疑惑に関連した人が公職者を監察する部所へ発令されたことは不適切だ」と指摘した。
ソン・ホジン記者 dmzsong@hani.co.kr
原文: 訳J.S