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ムン・ソングン氏 "私もKBS 出演取り消された"

原文入力:2010-07-08午後07:35:48(1486字)
KBS  "チン・ジュングォン, ユ・チャンソン 告訴 検討"…当事者反発
新労組 "改編時 上層部ラインで一部進行者 一方交替"

クォン・クィスン記者

←全国言論労組<韓国放送>本部組合員らが8日午後、ソウル、汝矣島、韓国放送新館入り口で開かれたストライキ決議大会でストライキを応援しに来た大学生らと共に民衆儀礼をしている。 シン・ソヨン記者 viator@hani.co.kr

放送人キム・ミファ氏の ‘<韓国放送>(KBS)ブラックリスト発言’ 以後、同様な経験をしたという証言が後を絶たない。

去る6,7日、時事評論家 ユ・チャンソン、チン・ジュングォン氏に続き、8日には俳優 ムン・ソングン氏が ‘出演取り消し’ 経験談を上げた。ムン氏はこの日午後、自身のツイッターに 「KBS労組で ‘ムン・ソングン、朝の広場 出演を取り消しされたことがある’ と言ったが、それは事実です。ディレクター、作家と1時間を超えて事前ミーティングまでしたが、取り消しになり訝しく思ったが、上層部ラインの介入があったみたいですね」 という文を載せた。これに先立ち、言論労組韓国放送本部(新労組)のある幹部は 「老斤里事件を扱った<小さな池>に出演したムン・ソングン氏を ‘朝の広場’ ディレクターが交渉確定したが、責任ディレクターが不要な雑音を防ごうとして取り消しさせた」 と話した。

韓国放送はこの日、報道資料を出しチン・ジュングォン, ユ・チャンソン氏の主張が事実無根だとし「法的措置可否を慎重に検討中」 と明らかにした。ユ氏は番組の活性化のために交替したし "‘来週お目にかかります’ と言ったが永遠にお目にかかれないことになりましたよ" というチン氏の発言は虚偽ねつ造だと反論した。2009年1月1日‘TV 本を語る’ の最終回画面に放映が終了になるという字幕と映像が放送されたということだ。

先立ってチン氏はこの日午後、ツイッター文を通じて「何が正常な改編を来週にお目にかかると言っておきながら、視聴者の後頭部を殴るようなやり方をするのか、告訴され次第、名誉毀損と誣告で相互告訴するつもり」と明らかにした。ユ氏も7日ツイッターにあげた文で 「真実のためならば戦いを避けるつもりはない」 と明らかにした。

一方、進行者選定が ‘番組製作スタッフの自律とシステム’ によりなされているという前日チョ・テヒョン副社長の弁明を巡り、製作現場では別の声が出てきている。担当ディレクターの意志とは関係なく、決定される事例があるということだ。新労組側によれば去る5月春の改編時 ‘ラブ イン アジア’ の進行者が担当ディレクターと責任ディレクターが交替を望んでいないにも関わらず交替させられた。

新労組側は 「新労組に熱心なアナウンサー組合員を排除するための決定だった」 と批判した。 また ‘深夜討論’ ‘愛のリクエスト’ ‘歌謡舞台’ 進行者も、製作スタッフの意見がまともに反映されなかったと新労組側は明らかにした。ハン・サンドク韓国放送広報局長は「改編の大前提が競争力ある番組を作るという趣旨なので、製作スタッフの意見と異なる決定がありうる」 と話した。

クォン・クィスン記者 gskwon@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/429494.html 訳J.S