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MBC 労組委員長 令状棄却

原文入力:2010-07-06午前11:16:42(924字)
裁判所 "証拠隠滅 憂慮なし…本案判断まで防御権保障 必要"

ホン・ソクチェ記者,クォン・クィスン記者

←イ・クンヘン<文化放送>労組委員長(右から2番目)とシン・ヨンウ労組事務局長(左から2番目)が5日夕方、ソウル、永登浦区、堂山洞の永登浦警察署で令状が棄却された後、玄関で待っていた労組執行部員たちから豆腐をもらっている。 イ・ジョングン記者 root2@hani.co.kr

<文化放送>(MBC)労組のストライキを主導した疑惑(業務妨害)で請求されたこの会社のイ・クンヘン(写真)労組委員長とシン・ヨンウ労組事務局長の事前拘束令状が棄却された。

ソウル南部地裁チェ・ウイホ令状担当判事は5日、2人に対する令状実質審査の後 「合法的手続きなしで不法ストライキを主導した重大な懸案だが、ストライキと業務妨害行為がすでに終了しており、被疑者も事実関係を認めているなど(すでに)証拠が確保されている」とし「イ労組委員長などが逃走と証拠隠滅の憂慮がなく本案判断まで防御権を保障する必要がある」と令状棄却の理由を明らかにした。

令状が棄却された後、ヨン・ポフム文化放送労組広報局長は「検察の無理な人身拘束企図に対し裁判所が常識的な決定を下し、裁判所の被疑者防御権保障はすなわち言論の自由という憲法上基本権を認めたこと」と話した。ソウル南部地検イ・ヨンニョル検事補は「令状再請求可否はまだ決定されていない。検討する」と話した。

イ委員長らは去る4月5日からキム・ジェチョル社長がファン・ヒマン特任理事を副社長に任命するなど、労組との約束を破ったとし39日間にわたり文化放送労組のストライキを主導した。これに対しキム社長は不法ストライキにより会社に金銭的損失を負わせ業務を妨害したとし、イ委員長と労組執行部員12人を業務妨害疑惑で警察に告訴した経緯がある。

ホン・ソクチェ、クォン・クィスン記者 forchis@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/media/429010.html 訳J.S