原文入力:2010-07-06午前08:41:09(1139字)
‘性売買事業主’弟の職場に召喚状
参考人身分調査 明らかにせず名誉毀損
江南の不法風俗店事業主に対する捜査過程で高圧的な捜査論難(<ハンギョレ> 3日付8面)を惹起しているソウル、瑞草警察署(署長 ハ・サング)が被疑者の弟が教師として勤める学校に‘青少年性売買’違反関連出頭要求書を送り、この学校に電話をかけ調査事実を知らせるなど無理な‘圧迫捜査’をしたという主張が提起された。
イ・某(35)氏は5日「警察が兄の疑惑を捜査する過程で参考人として出頭することを要求し、拒否意思を明らかにしたところ、私の勤め先の学校に‘青少年性保護法と関連した’という出頭要求書を送った」と主張した。彼は「当時私は参考人であったが、警察が‘被疑者出頭要求書’と区分しにくい文書を送り(私が)職場で被疑者扱いを受けるようにした」とし、警察の‘侮辱捜査’疑惑を提起した。
実際に警察は去る3月22日、イ氏が勤める学校にファックスで‘イ・○○(イ氏の兄)に対する…問い合わせ’という内容の参考人用出頭要求書を送った。だが、イ氏がこれを拒否すると翌日直ちに‘参考人’という単語を抜き‘貴下に対する児童・青少年の性保護に関する法律違反被疑事件に関して訊きたいことがあるので…’と書き出頭要求書を送った。イ氏は 「母親の治療費を受け取る通帳取り引きをしたことがあるので‘電子金融取引法’ならば少しは納得できるが、あたかも‘青少年性保護法’被疑者のように扱った」とし「警察が学校へ出頭要求書を送った後、この事実を学校に電話で知らせ、名誉に致命的な損傷を受けることになった」と主張した。
イ氏がこの事件を担当したソ・某瑞草警察署強力チーム長と通話した録音資料によれば、ソ チーム長は「当然(職場上司の) ○○○に報告をしなければならないですね。(被疑者なのか参考人なのか)我々が明らかにする義務もなく、その(出席要求書)内容上、我々は被疑者召還用です」としてイ氏を事実上の被疑者として指し示した。
だが、警察は1ヶ月余り後の4月30日、イ氏の家に送った出頭要求書にはまた‘参考人出頭要求書’という題名で‘被疑者イ・○○(イ氏の兄)等に対する…被疑事件の参考人として’出席を要求した。
これに対し瑞草署は「イ氏が教育公務員なので該当学校側に通知をしたわけで、合法的手続きを経て出頭要求がなされた」と反論した。
ホン・ソクチェ記者 forchis@hani.co.kr
原文: 訳J.S