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韓国戒厳軍の作戦日誌、修正不可能な軍の電算網ではなくワープロソフトで作成

登録:2025-03-06 08:54 修正:2025-03-06 12:20
クァク・チョングン前特殊戦司令官が指示 
クァク・チョングン前特殊戦司令官が2月4日に国会で行われた尹錫悦政権の非常戒厳宣布を通じた内乱容疑真相究明国政調査特別委員会の聴聞会で、議員の質問に答えている=ユン・ウンシク記者//ハンギョレ新聞社

 クァク・チョングン前陸軍特殊戦司令官が、非常戒厳時の作戦日誌を修正不可能な軍のコンピューター・ネットワークに記録せず、別途に作成するよう指示していた。このような軍関係者の供述が検察によって確保された。非常戒厳での具体的な指示内容を隠ぺいしようとしたのではないかという疑惑が持ち上がっている。

 5日のハンギョレの取材の結果、特殊戦司令部のP参謀長(准将)は、部隊の作戦将校から「クァク前司令官が軍のネットワークではない所に別途に作戦日誌を作成するよう指示した」と聞いた、と検察に証言した。

 作戦日誌には、非常戒厳宣布直後にキム・ヨンヒョン前国防部長官とクァク前司令官がオンライン会議で指示した国会、中央選挙管理委員会、共に民主党本部の確保などの内容が具体的に記録された。クァク前司令官の指示により、当時の作戦将校は当直勤務者用のパソコン(PC)にインストールされているワープロソフト「ハングル」のファイルで日誌を作成したという。

 P参謀長は「本来、状況日誌は軍のネットワークに作成することになっているが、その時は作戦将校がネットワークを使わなかった」とし、「作戦将校が、状況日誌は自分が書いていると答えたため、ネットワークに入力していると思っていたが、後から見たらハングルファイルで作成していた」と検察に語った。

 P参謀長は、クァク前司令官がネットワークを使うなと指示した理由について、「ネットワークを使うなと言ったのは、当時の作戦状況が表に出ないようにするという意図があったのではないかと思う」と述べた。軍のネットワークに状況日誌を作成すると、その後はそれ以上の入力や修正ができないからだ。

 クァク前司令官が非常戒厳時の指示内容を隠そうとしたという疑惑は、以前にも提起されている。特殊戦司令部第1空輸旅団のイ・サンヒョン団長は先月21日、内乱容疑真相究明国政調査特別委員会の聴聞会に出席し、「国会に提出するために状況日誌を司令部に提出したが、司令官に、ある部分については『私は言っていないように思うが、削除してはどうか』と言われた」とし、「(削除すると)実務者が公文書偽造で処罰される。それでだめだと言った」と証言している。

クァク・チンサン、チョン・ヘミン、ペ・ジヒョン、カン・ジェグ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/1185537.html韓国語原文入力:2025-03-06 06:00
訳D.K

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