原文入力:2010-05-31午後10:11:32(2143字)
単一化変数にともなう逆転可能性に、キム・ムンス "対国民詐欺"
民主党 大逆転の兆し主張にイ・ゲジン "野上昇勢 一段と弱まる"
ソン・ホジン記者,シン・スングン記者,イ・ムニョン記者
←キム・ムンス ハンナラ党京畿道知事候補が31日午後、京畿軍浦市、光亭洞、山本駅前で市民と握手し支持を訴えている。軍浦/パク・ジョンシク記者 anaki＠hani.co.kr
シム・サンジョン進歩新党候補の終盤辞退で、京畿道知事選挙に緊張が漂っている。キム・ムンス ハンナラ党候補とユ・シミン国民参加党候補の終盤の動きもせわしくなった。
キム候補は31日、議員時期に地方区だった富川で集中遊説を展開し、野党圏単一化風の遮断に出、ユ・シミン国民参加党候補は自身の支持層である20代の投票率を引き上げるために大学街を回る戦略的遊説で‘底力’に火を点けた。
キム候補は31日、南揚州、九里、軍浦、光明を回り政治的故郷である富川で大規模遊説を行った。彼は富川駅北部広場での遊説で「ユ・シミン候補が天安艦沈没原因を小説だと糊塗し北韓の仕業であることがあらわれるとすぐに大統領に責任を転嫁し、我が国軍関係者処罰論を展開し戦争の恐怖を扇動してきた」と攻撃した。特に野党圏単一化を‘国民詐欺劇’とし低評価をした。チェ・ウヨン、キム・ムンス候補選対委スポークスマンは「相変らず2桁格差の安定的優位を維持している」と主張した。
←ユ・シミン京畿道知事野党圏単一候補(左側)が31日午前、京畿高陽市、徳陽区のシム・サンジョン候補事務室を訪問し握手しながら明るく笑っている。高陽/パク・ジョンシク記者 anaki＠hani.co.kr
事実上 野5党単一候補となったユ候補はこの日、成均館大(水原),明智大(龍仁),水原大を訪ね若い投票者の心に訴えた。20～30代層で相手候補より支持率が高いだけに、これらの実際投票が重要とみて大学街攻略に出たのだ。彼は「88万ウォン世代だとしょげずに、20代の投票率を88%まで上げ大韓民国を変えてみよう」と叫んだ。民主党ソン・ハクキュ共同選対委院長などもユ候補の遊説を助けた。
ユ候補はこの日、候補を辞退したシム・サンジョン前議員を訪ねて行き、感謝の意を表し、野党圏の勝利を繰り返し誓った。キャンプではシム候補辞退以後、状況が僅か優勢に反転したと分析している。ユ候補の訪問を受けたシム候補は 「李明博政権に対し国民が怒っている。勝利を迷った方々まで確信を持って投票場に出てくるだろう」としながら力を添えた。
ソン・ホジン、シン・スングン記者 dmzsong＠hani.co.kr
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■大逆転の兆し 江原
イ・ゲジン "野上昇勢 一段と弱まる"
イ・クァンジェ "嶺東(大関嶺の東側地域)でも格差狭まる"
‘江原道の異変’は可能だろうか
イ・クァンジェ民主党道知事候補の大追撃戦が大きな関心を集めている。イ・クァンジェ候補は先月末まで20％内外の格差でイ・ゲジン ハンナラ党候補に大きく圧倒されていたが、5月中後半には一桁台まで追撃した。
ハンナラ党と民主党が見る状況は薄氷だ。去る週末頃からハンナラ党中央党の独自世論調査で、イ・クァンジェ候補に逆転されたことが明らかになったと言った核心党役員が31日伝えた。チョン・モンジュン ハンナラ党代表とチョン・セギュン民主党候補が31日に同時に原州を訪ね候補を総力支援したことからも状況の緊迫加減が読みとれる。
イ・クァンジェ候補側は「春川と原州で超接戦様相あるいは逆転し、ハンナラ党支持勢力の強い嶺東圏でも格差を大幅に狭めた」とし、大逆転が可能だと主張する。しかしイ・ゲジン候補側は「イ・クァンジェ候補の上昇勢は一段と弱まり、天安艦事件以後に格差を再び広げている」とし、結果は逆転しないと反論する。
去る30日に発生したイ・クァンジェ候補の父親暴行事件も終盤の変数だ。警察の話を総合すれば、この日 夜、原州市、丹渓洞のある食堂前で酒に酔ったイ・某(51)氏が選挙運動を終え帰ったイ候補の父親(68)に「イ・クァンジェが上手にできることが何があるか」とし是非を論じ、もみ合う過程でイ候補の父親が倒れ全治12週の傷害を受けた。
チョン・セギュン代表はこの日、原州記者会見で「偶発的な犯行ではなく計画された政治テロのようだ」とし「恐らく選挙革命が起きるほどに状況が急変しているので阻もうと思う次元でそんなことが起きたものと考える」と話した。反面、イ・ゲジン候補側は 「残念なこと」としながらも「民主党は常習飲酒者が行った偶発的事件を政治的に利用してはならない」と反論した。
春川/イ・ムニョン記者、イユ・チュヒョン記者 edigna＠hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/423385.html 訳J.S
